62story ページ13
ゾロはまだトレーニングをしていた
貴「ゾロ……」
ゾロ「どうした？」
ゾロは手を止めてこっちに振り向いた
貴「さっきは愚痴聞いてくれてありがとね」
ゾロ「礼ならさっきも聞いたが？」
貴女「私……サンジのこと諦めようと思うの」
笑顔で言った
ゾロ「なんでだ？」
そんなこと……聞いてくる…？
貴「サンジには別に好きな人がいるし…それに私ね…前に嫌いだって言われたの」
ゾロ「そうか……諦めることを止めたりはしねぇが…無理に笑うのはやめろ」
貴「え……？」
ゾロ「泣きたい時は泣けばいいんだよ。笑ってるの辛いんだろ？」
その言葉で一気に涙が溢れた
貴「っ……もう…ゾロのせいで泣けてきたじゃん…」
ゾロは私の頭を撫でた
ゾロ「俺のせいにしていいから泣け」
押し込めていた何かが涙として溢れ出た
ゾロ「俺ならクソコックと違ってお前を泣かせたりしねぇ……俺にしとけよ」
貴「何それ……ゾロらしくないこと言っちゃって。……でも…泣き止まそうとしてくれたんでしょ？ありがとう。おかげで涙止まった」笑
ゾロ「……もう大丈夫か？」
貴「うん。でも今みんなのところ戻ったら泣いたことバレちゃうからしばらくここにいてもいい？邪魔はしないし」
泣きすぎてきっと目が腫れてる
ゾロ｢あぁ…」
ゾロはまたトレーニングに戻った
ーーーーーーーーーー
ーーーーー
ーー
〜ゾロside〜
クソコックのことを諦めると言ったAは笑っていた。無理に笑っていた
泣くのを我慢してるんだろう
泣いているAに『俺にしとけよ』と言った
お前は冗談だと思ってるかもしれねえけど……本音だって気づけよ……
俺は……ずっと前から…Aと出会った時から好きなんだよ……
なんで…俺よりも後に乗ってきたあのコックに負けるんだ…
泣き止んだAの隣でトレーニングしながらその苛立ちを抑えていた
ふとAの方を見ると眠っていた
泣き疲れたのか……
近くにあった布団をかけてやった
すると……
貴「ん……サン……ジ……」
そう言って涙を流した
ゾロ「夢の中でもアイツを思ってんのかよ……まだ全然諦められてねぇじゃねえか……」
くそっ……
苛立ちとAへの行為が入り交じり
眠るAの唇にキスを落とした
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サヤマメ(プロフ) - 椿さん» 読んでくださりありがとうございます！感想を貰えてとても嬉しいです！完結まで読んでくださったこと本当にありがたいです！機会がありましたら今連載しているものも読んでくださると嬉しいです！ (2018年8月13日 11時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - ものすごく素敵な作品ありがとうございますっ・°°・(＞_＜)・°°・。(号泣)前まで目がハアとである対象でしかなかったサンジがカッコよく見えました。そして完結おめでとうございます！ (2018年8月13日 7時) (レス) id: 1cd78180d9 (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - 美優さん» 更新が遅くなりすみません！ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年4月20日 0時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
美優 - 夢主のこれからどうなるのかすごく気になります。更新頑張ってください (2018年4月16日 6時) (レス) id: 4652e6effc (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ちゃんともさん» コメントに気がつくのが遅くなりすみませんでした！ありがとうございます！訂正してあります！ (2017年12月7日 0時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2017年8月30日 21時
