Un agen 38 ページ38
犯人はあの人しかいない
このバイタルセンサーを作った超本人
岩永さんだ……
『中堂さん！ミコトさんたちは殺される可能性のある立花さんのところに向かうそうです』
「あぁ。知ってる」
知ってるって情報早すぎかよ
「木林に頼んでおいた」
『ミコトさんたちを立花さんの所へ送るために？』
中堂さんは頷く
でもたしか木林さんの運転って……
『あの荒い運転、初めての人には厳しくないですか？』
「かもな」
「あの〜、お話の最中悪いんだけど……岩永の居場所とか分かったりします？」
毛利さんが尋ねてきた
そうか、捕まえないと……！
『会社の場所なら分かるんですけど今の居場所までは……』
「Aちゃん、岩永の連絡先知ってたりしない？呼び出したりとか」
「そんな危ない真似出来るか」
中堂さんが毛利さんを睨む
『…できたらあの人とはもう関わりたくないくらいに嫌いなんですけど……逮捕するためなら毛利さん
に協力します』
LINEを開き岩永さんに
《今お暇ですか？仕事が早く終わったので、ご飯とか行きたいな……と思って。岩永さんが良ければですが……》
と、送る
「最近の若い子は嘘をつくのが上手なんだね……」
毛利さんが私のスマホの画面を覗き込んで言う
するとすぐに既読がつき返信が返ってきた
《今からあの店でどうですか？》
「あの店？」
《分かりました。すぐ行きますね！》
面倒くさいことになった……
「あの店ってどこだ？」
『この間春奈と行ったお店のことです。駅前にある』
「そこに岩永と行ったのか」
『違います。春奈が自分一人で歩けないくらいに酔っちゃって、私が春菜を支えてタクシー呼ぼうとしてたら岩永さんもたまたまその店で飲んでたみたいで助けてくれたんです』
荷物をまとめながら説明する
『それで……どうします？毛利さんがお店の近くで張り込む…的な？』
「うん、まぁそんな感じだね。お店の中にはAちゃん1人で入ってもらうことになるけど気をつけてね」
「俺も一緒に入る」
『え……一緒に入ったら怪しまれません？』
「Aちゃんの言う通り！」
「……少し間を開けて入る」
そういう風に話はまとまり、毛利さんたちと一緒に行くのはマズイので、私と中堂さんでそのお店に向かった
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サヤマメ(プロフ) - 少女 A.さん» 見返しましたら、ダイニングになってました(汗)教えてくださりありがとうございます！訂正しておきます！ (2019年1月7日 17時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - ダイニングメッセージじゃなくてダイイングメッセージですね (2019年1月7日 17時) (レス) id: 8c31f8567a (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ラミンさん» これからの展開は既に決まっていますが、ここでお伝えしちゃうとネタバレになっちゃうので...すみません！ (2018年12月4日 17時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 中堂さんと夢主は結ばれるの？ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 久部くんが中堂さんに本当の事を包み隠さず言うのは？どうかな？ (2018年12月4日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年10月14日 16時
