Un agen 37 ページ37
「ああそう。ミコトってそういうとこあるよね。自分のことを何も話さないし何考えてるか分かんない。まあいいけど。別にうちら友達じゃないし」
話の雲行きが……
「まあそうね。ただの同僚だし」
『2人共……！』
「ただの同僚なのにつきあわせちゃってごめんなさい」
「いいえ。UDIラボのためですから
口を挟むことも出来ず、私は黙ったままだった
「警察が……」
廊下の方からそんな声が聞こえた
『夕子さん！ミコトさん！』
2人は頷き急いでその場から離れた
ーーーー
『見つかるかと思った……』
「危機一髪だね」
会社の外にあるテーブルで、バイタルデータの確認をしている時電話が鳴った
中堂さん……？
『もしもし』
「お前が岩永にもらったバイタルセンサーはどこにある？」
『今持ってますけど……どうしたんですか？』
「調べるために使いたい。持ってこい」
『持って来いって……夕子さんのやつはどうしたんですか？』
「……壊された」
誰に？そう聞こうとした時電話の向こうから
「Aちゃんごめんね〜」という毛利さんの声が聞こえた
毛利さんか……
『分かりました。今から持っていきます』
『すみません。ちょっとラボ戻りますね！』
「何かあったの？」
『なんか夕子さんのバイタルセンサーが壊れて調べられないみたいなので、私のやつ持って来いって言われたんです』
「気をつけてね！こっちはこっちで頑張るから！」
『はい！見つからないように頑張って下さい！』
ーーーー
『持ってきました！』
「遅い」
遅いって……これでも急いできたのに
中堂さんにバイタルセンサーを渡し、毛利さんの隣に立つ
「ごめんねぇ…壊しちゃって」
『いえ、大丈夫です』
私たちが話ている間に中堂さんがそれをレントゲンにかける
「おい、見ろ」
『……電流を流して殺した……ってことですか？』
レントゲンをとったことで、中が電流を流す仕組みになっていたことがわかった
「あぁ。そして横隔膜の動きを止めた」
横隔膜の動きを止め…呼吸困難。窒息死…
全てが結びついた
『ミコトさんに電話してきます！』
私は携帯を取りに戻り、そこでミコトさんに電話をかけた
「そういう事だったんだね」
『はい』
「じゃあ犯人は……」
『あの人しかいないですね』
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サヤマメ(プロフ) - 少女 A.さん» 見返しましたら、ダイニングになってました(汗)教えてくださりありがとうございます！訂正しておきます！ (2019年1月7日 17時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - ダイニングメッセージじゃなくてダイイングメッセージですね (2019年1月7日 17時) (レス) id: 8c31f8567a (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ラミンさん» これからの展開は既に決まっていますが、ここでお伝えしちゃうとネタバレになっちゃうので...すみません！ (2018年12月4日 17時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 中堂さんと夢主は結ばれるの？ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 久部くんが中堂さんに本当の事を包み隠さず言うのは？どうかな？ (2018年12月4日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年10月14日 16時
