Un agne 4 ページ4
『ダイイングメッセージ……？』
その日は何もわからずじまいで、仕事を終えてから家に帰った
ーーーーーー次の日
調べても調べても凍死した場所が分からない
パソコンの前で頭を抱えていた時
「温泉いこっか！」と、ミコトさんが言った
「え、水着持ってないんですけど……｣
「『なんで水着？』」
ーーー
着いたのは温泉……というよりも足湯
『水着とか訳わかんないこと言ってたけど六郎くん大丈夫？最近仕事忙しくて疲れてるんじゃない？』
「いや、そんなことは……」
私と六郎くんが話しているうちにミコトさんはゴソゴソとお湯の成分を調べ始めた
｢ここのお湯、普通の海水の二倍の塩分濃度」
塩分……
『「……遺体についていた塩！」』
ーそれで花ちゃんの最後の晩餐、胃の内容物なんだけど…メニューがジャガイモ、キュウリ、ニンジン、レタス、パン、ノリ、コメ、ニクー
UDIで夕子さんが言っていた胃の内容物を思い出した
『じゃあこの近くで最後の晩餐を……！』
近くのお店を一軒一軒訪ね、売っている商品の原料を調べる
｢ありました！鹿肉のカレー風味おにぎり！」
六郎くんが持っているおにぎりの横にはサンドイッチ
『サンドイッチ……パン、レタス…！』
花ちゃんはここで買ったんだ……
「これって……」
六郎くんがお店の壁にかかっているカレンダーを指さした
『ミコトさん！これ！冷凍施設！』
急いで車に乗りこみ、車を走らせた
ーーーー
その冷凍施設の従業員に話を聞いてみたが、警備体制が厳しく死体を持ち出すことなどできそうもない
『この警備体制じゃ凍死させて持ち出すなんて出来ないか……』
絶対にここだと思ったのに……
「A！今来た道戻ってくれる？」
『分かりました』
もう一度車に乗り込み、ミコトさんの言う通り来た道を戻った
ーーー
『これって……トラック……』
道を戻ると冷凍コンテナのあるトラックを見つけた
「ちょ、ミコトさん！マズイですよ！」
扉を勝手に開けて後ろに乗り込むミコトを六郎が止める
私は外の塩を採取していた
もしかしたら事件解決できるかもしれない
私は携帯を取り出しUDIへ電話をかけた
その時トラックが止めてあった家から出てきた男がトラックの扉を締め出す
『ちょっ！』
私は慌ててその男を止めようとした
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サヤマメ(プロフ) - 少女 A.さん» 見返しましたら、ダイニングになってました(汗)教えてくださりありがとうございます！訂正しておきます！ (2019年1月7日 17時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - ダイニングメッセージじゃなくてダイイングメッセージですね (2019年1月7日 17時) (レス) id: 8c31f8567a (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ラミンさん» これからの展開は既に決まっていますが、ここでお伝えしちゃうとネタバレになっちゃうので...すみません！ (2018年12月4日 17時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 中堂さんと夢主は結ばれるの？ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 久部くんが中堂さんに本当の事を包み隠さず言うのは？どうかな？ (2018年12月4日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年10月14日 16時
