Un ange 1 ページ1
「A〜、かりんとう〜」
今日も東海林夕子はAにかりんとうをねだる
『お疲れ様です。夕子さん』
「あ〜、あんたは私の癒しだわ」
そう言って抱きつくのも日常茶飯事だ
「……Aさん書類まだまだありますね……」
久部六郎はAの机を占領している大量の書類に目をやった
『やってもやっても底が見えなくてね』
Aは苦笑いを見せる
「犯人はアイツでしょ？」
夕子さんの目線の先はソファーで腕を組み座っている中堂系だ
「Aばっかりに仕事押し付けて……」
三澄ミコトは立ち上がり、大きな声で
「中堂さん！」と叫ぶ
中堂さんはミコトの声など気にも止めず眠っていた
『まぁまぁ。落ち着いてくださいよ……。今日は解剖もないし、書類は私の仕事ですし。私は別に気にしてないのでミコトさんも座っててくださいよ』
「も〜、Aはいい子すぎ」
そう言って頭を撫でた
「Aさんの仕事がひと段落ついたらお茶にしませんか？」
神倉保夫はそう言ってお茶の葉を見せる
『ありがとうございます！ぱぱっと終わらせますね！』
ーーーー
今日もここUDIラボは平和な一日を過ごしていた
『ふぅ……終わった！』
「お疲れ、A」
『じゃあ飲みますか！』
「誰かお茶に合ういいお菓子持ってない〜？」
「かりんとうならありますよ？」
「も〜！ここかりんとうしかないの！？」
「かりんとうが欲しいって言ったのは東海林さんですよ！？」
「え……、いやそれは六郎が〜」
そんな話をしていた時
「ご遺体一体来ました〜！」
平和な一日が終わりを迎えた
「このタイミングかぁ……」
ミコトはマグカップを机の上に置く
「今日は私たちだけでするよ。Aは仕事頑張ってたし。行くよ！」
『ありがとうございますー！』
「行っちゃいましたね」
と、坂本誠はお茶を飲んだ
『みんながいないとこんな静かになって……なんか逆に落ち着かないですね』
私がそう言った直後
「やっと静かになったか」
声のした方を見るとソファーで腕を伸ばしている中堂さんと目が合った
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サヤマメ(プロフ) - 少女 A.さん» 見返しましたら、ダイニングになってました(汗)教えてくださりありがとうございます！訂正しておきます！ (2019年1月7日 17時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
少女 A.(プロフ) - ダイニングメッセージじゃなくてダイイングメッセージですね (2019年1月7日 17時) (レス) id: 8c31f8567a (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - ラミンさん» これからの展開は既に決まっていますが、ここでお伝えしちゃうとネタバレになっちゃうので...すみません！ (2018年12月4日 17時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 中堂さんと夢主は結ばれるの？ (2018年12月4日 9時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - 久部くんが中堂さんに本当の事を包み隠さず言うのは？どうかな？ (2018年12月4日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年10月14日 16時
