Paradise39 ページ39
刀を構えた時懐かしい声が聞こえた
「オルボーイド……か……？」
「……ハル……カス……？」
ハルカスの背中には正義が掲げられている
「久しぶりだな。元気にしてたか？」
「そっちこそ……というかお前……海軍だったのか……」
「あぁ……」
そう言うとお互いに刀を下ろす
「俺はお前が海賊になっていることは知ってたがな。海軍の中でも有名だぞ？足の早いオルボーイドってな」
ハルカスはそう言って笑う
「……まさか……ハルカスが海軍だなんて想像もしてなかった……俺と出会った時も海軍だったのか？」
ハルカスは頷く
「あの時はまだ新人だったんだ。お前もだろ？まだ名も売れてない頃」
「あぁ……懐かしいな……しかし俺たちは出会った頃から敵同士だったとは笑える話だ」
「確かにそうだな」
2人は大きな声で笑いあった
「こっちか！？」
後から海軍の声
前には……ハルカス
「オルボーイド！来い！」
ハルカスに手をひかれ路地に入る
しばらく走ってついたのは小さな店
「ここなら海軍は入ってこない。飯でも食おう」
そう言って中に入った
カウンターに座り酒を頼む
「おい……なんで俺のことを助けた？」
「昔からの知り合いだろ？」
「違うだろ。俺たちは……敵同士……だろ……？」
「敵とか味方とかどうでもいい。友人を助けることの何が悪いんだ？」
笑いながらそういうハルカスを見ていると
自分の考えが馬鹿なことに思えてきて
グイッと酒を飲んだ
「いつこの島を出るんだ？」
「2日後に出ようと思っている。ログが貯まるからな」
「そうか。なら2日後までお前達が捕まらないように協力してやるよ」
「そこまでしなくていい。俺たちは俺たちでなんとか……」
「危ないんだ」
危ない……？
「名前までは言えないけど海軍のトップクラスがここに来てる。そいつらは……お前が追われてるスモーカーたちなんて比べ物じゃない。だから……協力させてくれ」
「そんなことしたらお前殺されたり……しない……か……？」
「そんなヘマしねぇよ。俺に任せとけって。な？」
そう言うハルカスの目は綺麗で、嘘なんてついてない、そう思った
だから……
「分かったよ。甘えるよ。でもこの島を出て次会ったら……俺たちはただの海賊と海軍」
「あぁ」
そう言ってその日は夜まで酒を飲んだ
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サヤマメ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 遅くなりすみません！私もサンジくん一番好きですよ〜！！ (2018年7月22日 20時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - サヤマメさん» ワンピースの中ではサンジ君が1番好きです 依存してます (2018年6月28日 17時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！なかなか更新出来ずすみませんでした。これからはゆっくりですが更新していこうと思うので楽しみにしてくださると嬉しいです！ (2018年6月27日 1時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃいい話っ！神小説発見！ 更新毎日ワクワクしながら待ってます！頑張って！！！ (2018年6月25日 22時) (レス) id: ed29df0366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年4月21日 0時
