Paradise21 ページ21
ロビンがイステナに声をかけた
「どうかしましたか？」
「島にはたくさんの傘のマーク……と言ったわよね？」
「はい。島のあちこちに青色の傘のマークが見えました」
するとロビンは足を組み直し頭を抱えた
「どこかで聞いたことがあるのよ……傘のマークがある島……そうだわ……！」
ロビンは立ち上がり部屋へ戻って行った
しばらくして戻ってきた彼女の手には1冊の本
その本をバラバラとめくりとあるページで手を止めた
「そうだわ……この本で読んだのよ」
みんながロビンの指さす文を覗く
「これって……」
「ええ。治安が悪い島のランキングよ。ここに書いてある3位の島にいるのよ……きっと……」
「ハザード島……？」
島の名前の下には
『街のあちこちに傘のマークが刻まれている。このマークを見たら直ちに立ち去るがいい。なぜならそこは元犯罪者が多く集まるハザード島なのだから』
という注意書きが添えてあった
「決まり！ここに行くわよ！どれだけタチが悪い島でもAを助けるためならどこへでも行くわ！そうでしょ！？みんな！」
ナミの声にみんなが「オウ！」と叫ぶ
ここからハザード島にはおよそ5日
「今すぐにでも出発するわ！サンジ君！5日分の食料はある？」
「少し足りねぇ……今すぐ買ってくるよ！」
「待って！私もお手伝いします！数が多い方が早いと思うので！」
イステナがそう言うので2人で船を降りた
「私たちも出航の準備するわよ！」というナミの声は、船から降りた2人にまでも聞こえていた
食材を買い揃え、船に戻っている途中
イステナが口を開いた
「もしかして……Aさんとお付き合いされてるんですか？」
いきなりのイステナの発言に驚き、サンジはすぐには答えられなかった
「あ、違うのならすみません」
「いや……付き合ってる……どうして分かったんだ？」
イステナは優しくほほ笑みながら言った
「私がAさんを見ていた時、指輪を見て微笑む姿が見えたんです。サンジさんも同じような指輪をしてらっしゃったからもしかしたら……と思って」
A……
離れてても俺のこと思っててくれてるのか……？
『助けて』の3文字を……本当に信じてもいいんだな？
今……お前が生きていること……
イステナちゃんを信じても……いいんだな？
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サヤマメ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» 遅くなりすみません！私もサンジくん一番好きですよ〜！！ (2018年7月22日 20時) (
レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - サヤマメさん» ワンピースの中ではサンジ君が1番好きです 依存してます (2018年6月28日 17時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
サヤマメ(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！なかなか更新出来ずすみませんでした。これからはゆっくりですが更新していこうと思うので楽しみにしてくださると嬉しいです！ (2018年6月27日 1時) (レス) id: aba8bc13a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃいい話っ！神小説発見！ 更新毎日ワクワクしながら待ってます！頑張って！！！ (2018年6月25日 22時) (レス) id: ed29df0366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヤマメ | 作成日時：2018年4月21日 0時
