お兄ちゃんなんか嫌い… (ページ8)

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ガラッ

皆、扉が開いてそっちを見る。

と、途端に歓声??悲鳴??を上げる。

「「きゃ－!!!!!」」

どっからそんな声がでてくんの。

授業中もそんだけ声張ればいいのに。

お兄ちゃんはと言うと、

なぜか私のほうへ向かってきてる。

雅「は－な♪」

そして、抱き付いてきた。

葉「重い。早くどいて。」

雅「はいはい。」

素直にどいてくれたお兄ちゃん。

てか、なんでいんの??

今、仕事中なはずでしょ??

葉「なんでいんの??仕事は??」

雅「今、”しやがれ”の代行調査のロケ中。」

葉「で。なんでうちの高校来てんの??」

雅「依頼してきた人がここの生徒だったからさあ。それで♡」

それで♡ じゃねえよ。

雅「あ。俺が作った弁当!」

「「えっ。」」

はい。ざわついた－。

相葉くんに作ってもらったお弁当とかうらやまし－。

とか思ってんでしょ。

雅「食べてくれてるとか嬉しすぎ!葉菜、だい好き!」

そう言って、また抱き付こうとしたけど、

今度は何とか防げた。

雅「もー。…!きみ、倉っちの妹ちゃんでしょ??倉っちにはいつも世話になっててね。」

楓「あ。ど－も。」

完全に仕事を放棄してるお兄ちゃん。

そんなお兄ちゃんを見てマネ－ジャ－さんは呆れてる。

マネ－ジャ－さん。

なんか、すみません。