お兄ちゃんなんか嫌い… (ページ17)

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今、夜ご飯を作ってる。

さっきまで寝てたからさ。笑

雅「俺も手伝うよ。」

部屋着に着替えて、お兄ちゃん登場。笑

てか、いいわ。笑

お兄ちゃと料理とかまじ嫌。笑

お兄ちゃんすんなら、私しなくていいじゃん的な??笑

葉「いいよ、別に。」

雅「やりたい－。」

テレビで見せるような顔を見せる。

そんな顔したって私には通じません－。

葉「…」

雅「…ねえ、葉菜。学校でさ、なんか辛い思いとか、してない??」

葉「…え…??」

お兄ちゃんは真剣な眼差しで私を見てくる。

正直、いつものお兄ちゃんじゃないからいつもの私を演じれない。

葉「…だい、じょうぶ。だよ。」

雅「…そっか。ならよかった。なんかあったら言ってね??俺は葉菜と七菜のお兄ちゃんだから。
　なんかあったらちゃんと守るからね??」

葉「…うん。」

守るって。笑笑

何言ってんだよ。笑笑

家にも滅多にいねえくせに。笑

お前ごときが守れるわけねえじゃん。笑笑

私の闇も知らないお前が。笑