番外編：12 ページ45
バンッ！！
アレンは勢いよくリリアンヌの部屋の扉を開けた。
貴『そこには泣き腫らした顔のリリアンヌがいた。』
夏「アレン…。」
貴『そこにいたリリアンヌは年相応の普通の少女に見えた。』
夏「わらわは…私はどうしたらいいの？」
半「リリアンヌ…。」
夏「私の母は女の力で、1人の力だけで政治を成し遂げた。私も母と同じような立派な女性になりたかった…。でも、私はダメだった。」
半「…。」
夏「ねぇ、どうしてダメなの！？私が我儘だから！？私がまだ幼いから！？」
貴『普段の気の強さはどこかに吹き飛んだように弱弱しかった。』
夏「アレン…今まで私の我儘を聞いてくれてありがとう…。ごめんね…。」
半「リリアンヌ様。僕の我儘を1つ聞いてくれませんか？」
夏「え？」
舞台は暗くなる。
しばらくして明りがついた。
そこにいたのはアレンの格好をしたリリアンヌとリリアンヌの格好をしてカツラをかぶったアレンだった。
貴『アレンの我儘…それは、2人の服を取り換えることだった。』
夏「うわぁ…。アレンの服、ちょっとみずぼらしいけど動きやすくていいわねぇ…。改めて見ると私と貴方、よく似てるわ…。」
半「＾＾。それはそうでしょう。僕達は……双子ですから。」
夏「えぇ！？」
半「ねぇリリアンヌ、覚えてる？この部屋には抜け道かあるんだ。暖炉の裏に。…僕達が小さい時、リリアンヌが教えてくれたんだよ。」
夏「…？」
半「…だから、ここから逃げて。早くしないと捕まっちゃう。」
夏「でも！！王女が居なくなったらすぐ追いかけて来て…まさか！アレン！！」
半「＾＾。大丈夫。だって王女様はここにいるからね。」
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アイウエオ順 - 私の学校も 白い光の中に の曲です！ もうつぼった!!!!!! (2015年8月6日 17時) (
レス) id: 0c42248bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ルリラ(プロフ) - アンアさん» 悪ノ王国いいですね！ (2013年2月14日 17時) (レス) id: ce1747f403 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - すぅぅぅぅぅぅぅっごく面白いです！私もアレン好きです（レン）、あのシリーズは、泣けますﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ更新頑張って下さい！今中２ですか？私は中１です、友達になってくれませんか///？ (2011年9月1日 18時) (レス) id: bff4a4cb7d (このIDを非表示/違反報告)
杏明☆(プロフ) - あややんｓ》有難う御座います！友達、おｋです！ (2011年7月28日 9時) (レス) id: 4b3e92774a (このIDを非表示/違反報告)
アンア(プロフ) - ヒロトですかぁぁぁあ！！出しますよ！！モチ！！今、陽花戸だからもうすぐ沢山出ますよぉぉぉぉお！！ (2011年4月19日 18時) (レス) id: b9b9ef55c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アンア
