光９【ブラッククローバー】【ユノ】 (ページ38)

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違う目標を持つライバル２ページ38

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問わずとして、語られたレオポルドの話は、

姉や兄ほどの凄さを持っていないことだった。

彼の姉であるメレオレオナは白夜の魔眼のアジトに侵入した時、

まだ覚醒はしていなかった三魔眼のライアを追い詰める程の実力を持ち

兄は団長で、炎の精霊に選ばれた精霊使いでレオポルドの憧れで越えるべき壁である

ある日、召使たちが陰で自分のことを話していることを聞いてしまった

召使たとは２人を自分と比較していることを

レオポルドはメレオレオナみたいに弱点属性を拳で燃やすほどの力は持っていないし、

またレオポルドはフエゴレオンみたいに厳格で精霊に愛されるほどの魔力も持ち合わせていない

まだ、二十歳にも満たない年齢レオポルドには２人を尊敬する分

自分の実力が２人に敵わないことをを知っている分、その言葉にどれだけ傷ついたか、

今度はレオポルドは今の彼の気持ちとは逆の晴天の空を見上げた

だが、今さっきの気持ちとは真逆にレオポルドは続けて、

レオ「…どうやっても姉上にも兄上にも越えられるほどの実力を持っていない…だが！」