光９【ブラッククローバー】【ユノ】 (ページ34)

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ライバル２ページ34

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嬉しそうに肩を抱くレオポルドが何故、彼女をライバル扱いしてるのかを思い出した

彼は兄であり、彼が所属する紅蓮の獅子王団・団長であるフエゴレオンを越え、魔法帝になるという夢があった

そしてAは思い出した。「自分は魔法帝になる夢を持ってる」…という勘違いをされていることに

誤解を解こうと、恐る恐る彼に話しかける

貴方「…あ、あの…レオ…ポルド…さん？」

レオ「なんだ？我がライバル！」

貴方「…わ、私…魔法帝になるなんて…」

レオ「む！やっぱり、我がライバルはオレと同じ夢を…」

貴方「なる気ないから！」

投げやりに答えた言葉に、ガビーンなど、効果音が付きそうなくらいに傷ついた顔を見た彼を見て、

一瞬、自責の念に駆られた

顔を俯かせ、あからさまに傷ついた様子の彼にAはどうしたら良いのか分からなくなった

正常に動かない頭から出された答えは、あまりにも行き成りな言葉だった

貴方「ねえ、レオ！？今から話さない？！」