光９【ブラッククローバー】【ユノ】 (ページ31)

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あいについて３ページ31

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あの日を境に、２人は普通の…親子のような関係になっていた。

生い立ち、今までどう過ごしていたかを話さないAにユリウスは「それでもいい」と感じた

「彼女が話す日が来るまで待とう」と思ったのだ

何かのトラウマか、ユリウス以外の男を怖がり、よく隠れて威嚇していた

初めて、秘書であるマルクスと会った時は、猫のようにマルクスを睨みつけていて、

自分が威嚇されていることに気付いたマルクスが物凄く傷ついていた

最初は威嚇するだけだったが、徐々に慣れていき、

今や、ユリウスを仲介役にせず、彼無しで２人で会話を出来るようになった

ユリウスとマルクスの紹介でオーヴェンと出会い、彼から孫のようにかわいがられ

ある日、黒い長い髪の笑顔なのに、「怒らしてはいけない」と感じた男と出会った

この者の出会いがAにとって、原点となり、目標となった

彼らに目標を貰ったのに対し、自分は彼らに何もあげるものを持っていなかった

生まれも育ちもそうだったから、よくわからなかった。

「何をすれば、先生は喜ぶ？」と本人に聞くと

彼は笑って

ユリウス「君が元気に育ってくれれば」

決まった言葉を吐くのだった