検索窓
今日:6 hit、昨日:67 hit、合計:24,393 hit

86話出会い ページ25

――――――――――side

目が覚めると、見たことのない場所、場所…

「どこだ!?」とAは起き上がると、ジャラっと音が聞こえた

棒に繋がれている鎖が彼女の足に繋がれていた

その鎖はAを何処にも行かせないように繋がれていて

自由が無くなった

逃げることも出来なくなった


鎖を引きちぎろうとしてもまだ、7歳のAには無理な話だ

まだ、魔導書も貰っていない不安定な魔力でも同じだ


「自由が無い」「逃げられない」という絶望と

「自分の自由な人生はここでは終わりだ」と諦めが出て来た


もし、運が良ければきっと優しい貴族が拾ってくれるかもしれない

悪かったら、一生彼女は自由の無い奴 隷として生きるのかもしれない


幼いながらも、自分の未来を悟ってりかけていた

そう考えていると、声が聞こえた


「手に入れだ商品゙は珍しい髪色しておりまして…」

「そう。」

「えぇ、いたぶるのも愛玩動物にするのも、飼い殺しするのも、お客様の自由です。」

出会い2→←昔の話4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:菊春 | 作成日時:2021年11月20日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。