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60話誰かの…… ページ7
―――――side
落とし穴から出て来たAとゾラにメレオレオナは
メレオレオナは木に寄りかかせながら寝かせゾラは周りを見渡しAはメレオレオナを回復魔法をで回復させていた
ゾラ「青チビ、そこまでにしとけ」
貴方「え…でも！」
ゾラ「でもじゃねー。回復に集中するのもいいがもし敵が現れてオメーの魔力が尽きたら戦えるのがオレだけになる。そーしたら全滅だ」
そう言われたためAは回復をやめ下唇を噛む
…どうして自分は無力なのだろう？
どうして自分はアスタやノエルのようになれないのだろう？
カホノは自分のことを強いと言ったが本当は…
そんな考えがAの頭を駆け巡る
そう考えているAを不審に思ったのかゾラは青チビとAを呼ぶが言葉が返ってこない
むぎゅ
貴方「ッ！？！？」
ゾラ「なーに考えてごとしてんだ。青チビ」
貴方「ゾラ君…」
セピアに近い黄色がゾラを映す
何故かゾラに今まで考えていたことを話す
自分は無力で弱い誰の役にすら立ってないっと…
そう話すAにゾラはもう一回Aの鼻を掴む
ゾラ「強いとか弱いとかどうでもいいんだよ」
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作者名：菊春 | 作成日時：2020年9月13日 12時
