光6【ブラッククローバー】【ユノ】 (ページ29)

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57話ユリウス・ノヴァクロノページ29

―――――side

国中を覆い尽くすほどの魔力…この時の為に魔力を蓄えていたのかっとユリウスは考える

ユリウス(マズイ…！国民に向けて魔法を放つつもりか―――！？)

リヒト「貴方一人は殺せなくても貴方以外の全員は殺せる……！！裁きを受けろ人間

光魔法ﾞ審判の矢ﾞ」

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ユリウス(疑問を感じていた)

今、ユリウスが思い出すのは貴族の話だ

何故、平民はあんなにも魔力が乏しいのか

何故、下民は生きてるのかわからない

同じ国にいるというだけで虫唾が走ると…

ユリウス(本当にそうなのだろうか)

高い魔力を持ちながら私腹を肥やすだけに何もしない人の方も何の為に生きてるのだろうか

ユリウスは自分の使命を探しながら魔法騎士として戦い続けた

そんな時、戦場でザラと言う下民初の魔法騎士に会った

彼は魔力は少ないものの罠魔法を駆使し考え抜かれた戦い方で活躍していた

他の魔法騎士が手柄に目が眩んでる中彼は何よりも国民を助けることを優先していた

まだ、魔法騎士が分からなかった当時のユリウスでも彼が本当の魔法騎士であると思った

ユリウス(しばらくしてザラが死んだと聞いた)

「噂では同じ団の者に殺されたのだとか…」

「フハハまさか…そんな噂が立つとはよほど目障りだったのかね」

「大方不相応に出しゃばったのだろう」

「まあ下民が一人死んだだけ…どうということはない」

ユリウス(違う…こんなことが………)