好きにならない宣言！② (ページ10)

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いつもの騒がしい、むしろこの騒がしさが心地いい楽屋に入る。

MG「おはようございます！」

元気に挨拶をしてくれるミンギュくん。

それに続いて、いつものメンバー達が私に聞いて聞いてと色んな話をしてくれる。

それを上手いこと聞き流して、作業をする。

ぐるっと見渡すと、部屋の端っこの方でジスさんとジョンハンさんが自撮りをして何か喋っている。

動画投稿サイトへの投稿用に撮影しているみたいだ。

あの二人は並ぶと本当に画になるなぁ…

「あっ…待って！衣装にゴミが…」

一瞬、あの二人を見てしまってボヤッとしていた。

ウォヌさんの衣装にゴミがあったのを気付かず、そのまま放ったらかしにするところだった…

WN「ありがとう」

ネットに夢中なのか、スマホを見ながら私の頭をポンポンと撫でられる。

「は、はい…」

WN「…あっ、あっすみません、弟達と勘違いしてつい…」

「ああ、いや全然大丈夫です！」

ビックリした、少しトキめいちゃった…

ちゃんとウォヌさんと話した(？)のは初めてだから、ドキドキしてしまった。

ボーッとしてそうに見えて、あんな事されたら誰だってドキッとするよ…

本当にボーッとしてただけだったみたいだから、何とも言えないけど。

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