好きにならない宣言！② (ページ9)

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ミヨン「Aちゃん、恋、してる？」

「えっ急に何ですか…？」

出勤して早々に唐突な質問をされる。

ミヨン「Aちゃんって恋した事ないでしょ？自分で考えるだけじゃ気付かないタイプかな、と思ってさ…」

「まさか…ただでさえ仕事で精一杯なのに、出会う機会なんてないですよ。」

ミヨン「あるじゃない」

…ミヨンさんもジョンハンさんタイプだ。

知ってか知らずか、タイムリーにズバズバと鋭い質問や見解を述べて来る。

それに冷や冷やしてしまう自分がいる。

ミヨンさんからしたら、今の私は怪しさ満載だろう…

ミヨン「仕事に集中してくれれば、恋愛でも遊びでもしていいんだからね～それが息抜きになるなら尚更。ガス抜きは大事よ～？」

「は、はは…頑張ります…」

ミヨンさんが発する一言は、いつも意味深だ。

私がジスさんと色々あった事や私がジスさんに対して思っている事は相談していないのに、知られているような気がして冷や汗が出る。

ジスさんの事を好きになった訳ではないけど、とても気にかけてしまう存在なのは否めない。

それにジョンハンさんも昨日の事があって、気になってしまう。

私も私で、皆に対してもっとラフな関係を築けたらいいのに…

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