好きにならない宣言！② (ページ3)

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突然の提案に頭の中がハテナになる。

「ど、どういう…意味ですか？」

JH「ちょっと～さすがに意味は分かるでしょ～！そのまんまの意味、俺の前では本当のAさんでいて欲しいの。」

そう言いながら、私の近くに座り私の両手をギュッと握って来る。

JH「ねえ、聞こえてる？」

私に顔を近付け、頬に手を当て、そこから耳元へ指を移動し髪の毛を耳にかけた。

こんな事されたら、ジョンハンさんに何も思ってない私でもさすがにドキドキしてしまう。

そうして何も言えずにいると、からかうようにふふっと笑って「何か言ってよ～」なんて言う。

「あっいや…ふふっ…こんな事されたらドキドキしちゃうじゃないですか。」

JH「…えっ、ははっ、そう？」

「そうですよ。ふふっ…これなら、ジョンハンさんの前でも本当の私でいれそうです。」

逆にジョンハンさんのお陰で緊張が解けた気がして、何となく笑いが込み上げて来る。

「ジョンハンさんの前では嘘つきません、約束しますよ。」

JH「…そっか、それは良かったよ。」

「へっ…何で

JH「もう真夜中だよ、帰るんでしょう？タクシーが拾える大通りまでついて行ってあげる～♪」

ジョンハンさんの言った事にイエスと答えたのに、何故か悲しそうな顔をしていた。

とても気になったけど、言葉を遮られて、しっかりと聞けなかった。

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