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頭を冷やそうと飲み物を買いに行く途中、Aさんを見つけた。
声をかけ何を買うのか聞くと僕の顔が見れないのか俯きながら何か言っている。
A「ちょっと悩みに来ただけですっ、失礼しまっ
「えー、ちょっと話そうよ。」
バツが悪いような顔をするAさん。
僕がキスしたことを知らなかった振りして「何かしたかなぁ?」って聞くと「えっ?」なんて可愛い顔をしてる。
意地悪したくなっちゃうんだよなぁ…
「キスしたのがいけなかった?」
この質問に驚いたのか、マシンガンのように彼女の口から言葉が飛び出して来る。
君のそんな言葉より、君のその恥ずかしそうな姿の方が気になるんだけどね。
「…はあ……僕も、君を考えてると、集中出来ないよ。」
A「で、ですよね…」
思わず口に出てしまった言葉を普通に返されて拍子抜けする。
彼女のこういうところが…本当に…
「好きじゃなかったら、キスしないよ。」
A「そ、そうですよ…ね、えっ?」
あ〜…そんな顔、ハニや他の皆には見せないでよね。
僕がキスしてしまったから僕と目を合わせるのが恥ずかしいと言ってよ。
僕にキスされてしまったから意識してしまうって言ってよ。
僕のことが好きだと…
ねえ、
「お互い様でしょ?」
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作者名:風の子監督 | 作成日時:2017年4月7日 3時