好きにならない宣言！ (ページ28)

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楽屋で彼らと合流をしたが、相変わらず騒がしく、昨日に引き続きミンギュくんには執拗な質問攻め、スニョンくん達にはよく分からないテンションで無駄に絡まれる。

彼らが嫌いなのではない。

ただ、どういう反応をしたらいいか分からない。

ミヨン「ほら、もうすぐ呼ばれるよ！」

MG「ヌナ達のサバサバした所に惹かれます。」

感心するように頷き、独り言を呟くミンギュくん。

可愛いんだけど、年上の女性への執着がすごい…
お陰様で、ミンギュくんの印象は、完全に”ヌナ大好きな子”である。

彼らは、収録のスタジオへ行き、私達もそれを見学のような形で見守る。

こういったバラエティになると、やっぱり一人一人の個性が光る。
質疑応答もしっかりしていて、慣れているなぁとも思うし、私には出来ないなぁって少し憧れもしてしまう。

ミヨン「あれだけふざけてても、カメラが回ると芸能人よね。ある程度のお遊びにしっかりした真剣さ、真面目なのよ。」

長いこと一緒にいると母親目線よね、と笑ってくるミヨンさん。
ミヨンさんは、私なんかよりも長い間を彼らと過ごしている。
ミヨンさんを越えるなんて無理だけど、いつかミヨンさんくらいに皆をちゃんと考えられるくらいに余裕が欲しい。

そんな時でも、私はどうしても、

ジスさんを見てしまう。

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