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翌日、予定通り収録の為、楽屋で衣装を準備する。
人数が多いので、楽屋は大部屋。
かと言って、衣装で幅を取れない…衣装だって人数分で多いのに…
ミヨン「はあ…ほんっとうに人数多いんだから…」
ミヨンさんは、愚痴をこぼしながらも仕事をこなす。
スタイリストのもう1名が音信不通になってから、3ヶ月も1人でやっていたというんだから…
「ミヨンさんは、凄いですよね…」
ミヨン「えぇ?今更ね。」
ミヨンさんはそう言って、クスッと笑った。
そうこうしている内に、皆が楽屋に入って来た。
元気良く挨拶をしている。
その中には、もちろんジスさんもいた。
何気無く見ると、目が合って恥ずかしくなる。
何でか分からないけど、目が離せない。
今…私、どんな顔してる!?
こんな風に男の人と接した事無いし、どうすればいいの?
普通だったら、恥ずかしくて目逸らしちゃうよね…
ミヨン「Aちゃん、どうしたの?ほら行くよ」
「うわっ…っはい!」
ミヨンさんに声を掛けられて、我に帰る。
仕事に集中しなきゃ…!
昨日の今日で、ジスさんと接する機会が他の人より”ちょっと”多かっただけ。
それだけで、何でこんなに気にしてるんだろ…
でも…今日の衣装、爽やかでジスさんっぽい…
なんて考えてしまう。
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作者名:風の子監督 | 作成日時:2017年4月7日 3時