あなたが好きなのは"俺"であって"私"じゃない (ページ4)

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歓迎会ページ4

。

岩本side

「ってことで、

「「「「「「「「「よろしくー！」」」」」」」」」

ｶﾝｯ

ラウールの掛け声と共にジュースの入ったグラスがぶつかり合った

「よろしくお願いします」

ﾍﾟｺﾘ

相変わらず真斗の表情はあまり変わっていないけど嬉しそうだ

目の前には、舘さんが作ってくれたご馳走様が並んでいる

「真斗の好きな食べ物は何？今夜の晩御飯にしようと思うんだけど」

舘さんが真斗にたずねる

「基本なんでも食べます。特に好きなのはカレーライスとかです。」

「わかった。今晩はカレーを作ろう」

「わーい！久々のカレーだーー！ﾆｬﾊ」

『なんで佐久間が喜んでんだよw』

「メンバーカラーとかどうしよ？」

目黒が言った

「やっぱりここは好きな色とか？好きな色は？」

ふっかが提案する

「好きな色は黄緑ですね、でも、阿部さんと被ってしまいますし…」

「黄緑ならいけるんじゃない？若干薄さ違うし」

『翔太聴いてたんだ』

「聞いてたよ！」( ﾟдﾟ)ｸﾜｯ

「ははははw」

「おっ！笑ったやん！」

「初めてかもね、声出して笑ってくれたの」

康二とラウールが真斗に気づく

確かに初めて笑ってくれたかも

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「「「「「「「「ご馳走様でした！」」」」」」」」」

「どうも」

「なんかゲームしようぜ〜」

「交代でス◯ラするか」

📱ﾋﾟｺﾝｯ

『誰の携帯？』

「ああ、それ俺のです。滝沢さんから連絡……あ、送った荷物が届いたみたいです。ちょっと取ってきますね」

「はーい」

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〜滝沢の室にて〜

ｺﾝｺﾝｯ

「どうぞ」

ｷｲｯ

「失礼します」

ドアが開くと真斗が入ってきた

「連絡ありがとうございます。荷物取りに来ました」

「来た来た、どうだい？皆は」

「良い方達で楽しいです。とても良くしてもらっています。」

「それは良かった」

「あの…」

「ん？」

真斗の様子が変わる

「なんで、俺は、その、なんでまた追加メンバーに？俺はここにいるべきではないです。ジャニーさんが気にかけてくれていたのことに甘えていただけで、しまいには、海外に。それでも活動休止として在籍させてくれた、その理由を教えてほしいんです。」

「････････」

滝沢は黙り込むとしばらく考えて口を開いた

「ジャニーさんからの遺言だよ」

「えっ…」