あなたが好きなのは"俺"であって"私"じゃない (ページ3)

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はじめましてページ3

。

岩本side

ついに今日新メンバーに会う日。
俺たちは滝沢くんに部屋の前に集められた
多分この部屋で待っているのだろう

「全員揃ってるね、それじゃ入るよ」

ｷｲｨｯ
　

滝沢くんがドアを開ける

俺達は息を呑んだ

ドアが完全に開かれる

目の前には少し長めの髪を結び、メガネをかけてオーバサイズの服を着た少年が座っていた

「紹介しよう、彼がSnowManの新メンバー『大橋真斗』だ」

ｼｰﾝ・・・・・・・・・・

「あっ」

ﾍﾟｺﾘ

滝沢くんに紹介された少年はワンテンポズレて頭を下げた

「大橋真斗です。これからよろしくお願いします」

「よろしくー！俺、佐久間大介！」

「作久間、うるさい」

作久間が自己紹介を大声でし、素早く阿部がツッコむ

「あ、皆さんのことは事前に滝沢さんに聞いていたので分かっています。Jr.の頃から有名でしたし、」

「なんか、嬉しいな( ´▽｀)」

ふっかが懐かしそうに遠い目をする

「さて、ここで話すのもなんだし部屋に戻ったら？今日は全員オフだし」

滝沢君が促す

「帰ったら歓迎会するよ！舘さんが美味しいのいっぱい作ってくれてるから！」

「楽しみにしててね」

ラウールと舘さんが声をかけると

「ありがとうございます」

少し微笑んだ

あまり顔には出ていないが、雰囲気というかオーラが嬉しそうにしてる感じがする

「発表は二週間後くらいでいいかな、それまでに仲良くなれるだろう」

『わかりました』

「よっしゃ、ほな帰ろか」

「だね！」