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？「もしかして帰り道同じ？」
「えっ""」
男性が歩き出した方向は私と全く同じだった。
？「家、この辺なの？」
「あ、はい…なんならここから見えてます」
って見ず知らずの人に教えちゃだめでしょ。
いや、良い人なのは確かなんだけど。
？「僕もここら辺でさ〜
まぁ今日引っ越してきたんやけどね」
ん？
あれ、私の住んでるアパート、なんか、新しい人、
？「とりあえず、女の子一人は危ないから送るけん〜」
あれ？？
？「おねぇさん？
あ〜名前、教えてないよね
国崎和也です！よろしくぅ」
「えっあっ
真壁礼です！ お願いします」
国「真壁さんね
…………」
…？
・
そうしていつの間にかアパートに着いていた。
「あの…すみません
助けていただいたのに送ってもらっちゃって…」
国「いいのいいの
僕んちここだから」
「へぇ〜そうなんですね〜…
え"""っっっ！！！」
ビックリして男性を凝視してしまった。
めっちゃケラケラ笑ってる。
国「いや〜まさかとは思ったんだけどさ、
本当だとは思わんかったよね〜笑」
二人でアパートの階段を上る。
やっぱこの人だったんだ…。
大家さんから「明日君の隣新しい住人さん来るよ〜」
って言われてたからな。
あ。
「もしかして」
国「どうしたん」
「106…ですか」
国「おっ当たり」
「あ、私隣ですね…」
アパートは8部屋あり、二階建てになっている。
101から104は一階、105から108は二階になっていて
私は105。二階の一番端の部屋だった。
その隣が国崎さんの部屋になる。
ふと、隣でドアを開けようとする手が止まる。
国「あら、僕が隣じゃご不満かしら」
悪戯に笑う国崎さんの顔は何故か、
悲しげな表情に見えて
「全然、全く違います！
ただ、なんだか、その」
国「ん？」
じっとこちらを見る国崎さんに
なんだか体が熱くなってしまって
「あの、国崎さんといるとソワソワしちゃって
なんか体が熱くなるというか…」
国「……」
「さっき会ったばかりなのになんででしょうね、ハハ…
おかしいですね、すみません変なこと言って」
本当におかしい。
何を言っているんだ。
絶対コイツやばい奴だって思われてるよ。
疲れてるのかな。
あぁだめだめっちゃ眠い
部屋…でも先に国崎さんに、謝らなきゃ…………
そこで私の意識は途切れてしまった__
続く (更新停止中)
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作者名：列 | 作成日時：2022年7月5日 4時
