特別講師は荷が重かった �� ページ25
ドアの前で、深呼吸をした。
なにこれ、すごい緊張する。
下手したらステージより緊張してるんだけど⋯。
胸に手を当てると、驚くほど早く心臓が動いていて、｢早死にしそう｣なんて場違いなことばかり考えていた。
Produce101 という恐ろしい番組の存在は知っていたけれど、まさか自分がこんな形で関わることになるとは夢にも思わなかった。
だいたい、僕から彼らに教えられることなんか無さそうだけどな⋯。
BoAヌナってばどうして僕なんかに頼むんだろう⋯。
他の人の方が絶対に彼らのためになると思うんだけど！
と言っても、引き受けた以上は逃げる訳にはいかない。
意を決して合図とともに中へと足を踏み入れた。
第一印象：【若い！！！】
え、何このフレッシュさ。
直視するのが眩しいくらいの爽やかさ。
年下ばかりじゃないけど、本当に眩しく感じて、少し目を細めてしまった気がする。
とりあえず挨拶ぐらいしっかりしておかないと、と思い自己紹介も含めて挨拶をする。
｢こんにちは。BoA先輩に頼まれて、今日特別授業をすることになったEXOのシンです。｣
多くの人にとってイメージを大きく左右する第一印象。
笑顔で言おうと心がけたものの、思いの外緊張していて中途半端に終わってしまった。
絶対顔引きつってた。
その証拠に、部屋の中がしんと静まり返る。
＿＿＿＿さ、早速やってしまった。
ふいに手前に座る可愛らしい男の子と目が合ったが、ドン引きしているのかすぐに目を逸らされてしまった。
それがかなりショックで、わかりやすく落ち込みかける心を隠して平然を装う。
僕は人見知りではないんだけど、思い返せば自分から行動したことがあまり無かった。
話しかけられたり誘われたりしてそれに応じる環境に慣れすぎていたのかもしれない。
普段一緒にいるメンバーはそこの辺りをよくわかってて、いつも向こうから話しかけてくれたり腕を引いて行ってくれたりするもん。
仕事の時は特にそうかも。
そうか、僕は今崖から落とされた子獅子も同然なのか。
そう思ってヌナの方を見て助けを求めると、にっこりと笑ってから手を叩いた。
特別講師は荷が重かった �□�←“Ｖ”ictory？-after story-�� byジン
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ぱりぱり(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！シンくんの可愛さとEXOのメンバーの可愛さに更新のたびにやられています！私個人の希望で恐縮ですが、まだ完結させないで欲しいです…シンくんの周りの変化を楽しみに待ってますあと是非防弾とも (2017年10月16日 20時) (
レス) id: 4902593ee4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴウユ - またまたリクエストに答えてくれて感激です!!本当にリアルで面白かったです♪次は前回のtwiceとの話の続編を書いて欲しいです!!よろしくお願いします。 (2017年10月16日 18時) (レス) id: ccb65f34b8 (このIDを非表示/違反報告)
sola(プロフ) - EXOを存在と凄さしか知らなかったんですが、この小説から曲聴くようになりました！(笑)頻繁の更新も嬉しんですが、一度にいくつか更新の作者様のスタイルも好きです！とても好きな作品なので、これからも更新待ってます。素敵な作品をありがとうございます！ (2017年10月16日 15時) (レス) id: 2ef1ccf4d1 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴウユ - 照り塩さん» リクエストに答えてれて感激です!!とっても面白かったです♪次はNCTとの絡みがみたいです。お願いします。 (2017年10月1日 17時) (レス) id: ccb65f34b8 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - いやあシン様かわいすぎる、、、しうちゃんとの絡みめちゃくちゃ好きです、、、、 (2017年9月17日 12時) (レス) id: c0f3cc3eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：照り塩 | 作成日時：2017年7月10日 2時
