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蛙が 19匹 ページ19

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貴方side



土蜘蛛「 昨晩、

そのしょっぴんぐ、もぉる

と言うものを見付けた故に誘いに来たのだ!! 」

しょっぴんぐ、もぉる って

頑張って喋っている所が
何故かかわいいんだけど どういうこと?!


大ガマ「 良いぜ!
デートだよな? オレとAの!! 」


オロチ「 何か言いましたか? 大ガマ殿 」

と言いながら 大ガマの頬を伸ばし

大やもり「 えいっ 」

と言いながら
大ガマの大事なポイントを蹴り、

土蜘蛛「 ... 」

と 何も言わず
ただ大ガマに湯のみを投げていた。

また出て来たその湯のみ!? どこから …?


『 3人で何してるの!? 』


ケータ「 み、見ない方が良いよ 」


ケータくんは私の目をぎゅっと手で覆った。

見えないぞ!?

まぁ、そりゃあ そうだけどね。


大やもり「 ナイスだよ ケータ 」


その後もすごい音はしばらく続いた。


ケータ「 痛くない? 」


『 ケータ君の手はちょっと大きいんだね! 』


ケータ「 そ、そうかな? 」


大ガマ「 オレの方がでかいぞ!! 」


土蜘蛛「 吾輩も大きいぞ!? 」


いつの間にか喧嘩は終わっていたらしく
皆さん倒れ込んでいたみたいだった。

大将組は自慢し合い、その他残りは


大やもり「 … 僕は … 」

オロチ「 … 私は … 」


自分の手を見つめ 怒っていた。


『 わ、大やもりも
オロチも私より大きいね!! 』


全力で励ました。


大やもり「 ホント!? 」

オロチ「 本当ですか!? ありがとうございます 」


眩しい、笑顔が眩しいよお2人共!?


そこまで喜ぶとは思わなかったけど 喜んでて良かったな。

褒められるの慣れてないな …


『 えへへ 』


笑いながら頬を掻くと、
一同は 皆顔を真っ赤にした。


『 りんご病うつった?
私もマスクしようかな … 』


大ガマ「 お前のかわいい
顔が見れなくなるからやめてくれッ!? 」


『 … !? 』


オロチ「 … ストレートに
行くと良いんですね … 顔が真っ赤ですよ 」


大やもり「 何1人で ナンパしてるの?
【バキュ-ン】るよ? それとも【チュド-ン】がいい? 」


土蜘蛛「 吾輩でもこれは許さぬぞ 大ガマ! 」


『 … 』


… 本当に、そう思ってるのかな。


私の頭にはそんな
一言がぐるぐる回っていた。


『 … マスクはしない、けど
は、早く準備しよう? 』


顔を伏せて言うと、

土蜘蛛達は
見えない様な速さで準備を開始した。


ケータ「 Aさんって
凄いよね そのなんていうか … 」

ウィスパー
「 鶴の一声っていうヤツでウィスね! 」


.

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紫苑 - 何でこれ、こんなに面白いんですか?謎です…。更新楽しみにしています!頑張れー! (2017年7月8日 16時) (レス) id: 131cb3847a (このIDを非表示/違反報告)
- これ程面白い作品はなかなか無い!素晴らしいぞ! (2016年9月2日 22時) (レス) id: 7c2e091e7c (このIDを非表示/違反報告)
晴兎(プロフ) - 陽さん» えええぇっ、楽しみにされるなんて光栄です…ッ!更新頑張ります!!! (2016年3月5日 19時) (レス) id: 2e6cb46534 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってください!楽しみにしています! (2016年3月5日 19時) (レス) id: ed5c95c015 (このIDを非表示/違反報告)
晴兎(プロフ) - 光影さん» うおおおぉ!?がんばりまあああぁあぁす!! (2015年12月22日 22時) (レス) id: 2e6cb46534 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月晴兎 | 作成日時:2015年12月13日 11時

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