【Twst×Kmt 】見た目幼女柱が行く！不思議世界！【クロスオーバー】

第参話 ページ4

グリムの吐いた炎で尻が燃えている生徒もいる



「なぁ、誰かオレのケツの火ぃ消してくれてもよくねえ！？」

『騒ぐな、床を転がりまくってれば消える。もしくは布で包んで空気を遮断しろ、そうすれば消える』

「そっか！ありがとな！！」

「みなさん、私の話聞いてます！？」



走るグリムを追いかけて二人の生徒が去っていった


学園長が私に目を向けてきた



「あなたの使い魔なら捕まえてくれても良いのではないですか？」

『先程、言った筈だ。あんなのを使い魔にするくらいなら鎹烏の方が幾分かましだ、と。まぁ、良い。速攻で終わらせよう』



逃げていったグリムを追いかける


前の二人を追い抜き、グリムの首根っこを掴んだ


グリムはぶなっと声を漏らす


その拍子に被っていた頭巾のような物が取れる


後ろの二人は呆けている


まぁ、当然か…


見た目が幼女みたいな奴がいることが驚きなのだろう


先程の感じを見るからに高等學校だと考えて良いだろう



『ほら、戻るぞ。あまり、私の手をかけさせるな』

「ふなぁー！離すんだゾ！」

『貴様には学習能力とやらはないのか、次騒ぎ事を起こしてみろ。問答無用で剥製行きだ』

「ふなぁ……」



振り返り、二人の男子生徒へ目を向ける



『手間取らせたな』

「い、いえ…」



さっさと戻ろう


私はとっととあの世を拝みたいんだ

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