【鬼滅の刃】恋の継子は愛がお好きのようで【ワンピース】

第肆拾話 ページ42

叩いたりなんか、まだ生ぬるい

熱せられた火箸とか…

数えきれないくらいだ

そんな中で生きる糧になったのは妹の存在が大きかった

私が倒れたら妹があの量をこなさないといけなくなる

そんなのは何がなんでも阻止したかった

折檻をする度に私に言うのよ

"これは私の為にやってるんだ"

"私を愛してるからなんだ"

って……

本当に頭にくる

何が愛よ、妹をのけ者にしてたくせに…

妹はそんな両親に何度も頭を下げて一時間にも満たない自由時間を作ってくれた

その時間だけが…生きる糧だった

私が私でいられる時間だった

女郎花Aでいられる時間だった


まさか鬼に殺されるなんて夢にも思わなかった

大切な人が明日も明後日も生きていてくれたらなんて

ただの願望でしかなくって

約束された訳じゃない

でも……人はどうしてかそう思い込む生き物なのだ


ヴェルゴ「驚いた、あの攻撃をまともに受けて立ち上がるか」


正直言って…

愛がどうとかなんて分からないわよ

でも………大切な人を守りたいという気持ちは


"愛と言って良い筈だ"


全集中 愛の呼吸 拾ノ型

＿＿＿＿寵愛一身！！


"ガキィン！！"



「絶対にこの人達は死なせないから！！私の大切な人なんだから！！

海軍だろうが海賊だろうが関係ないわよ！！」



自分の最大限の力で攻撃をぶつける

でも効いてる気配がないなんて

……なんて硬さなの

これが船長さんが言ってた武装色なのね


でも退く気なんて毛頭ない

技の速度をもっと上げないと

精度を上げないと


愛の呼吸 弐ノ型

＿＿＿＿鬼子母神の熱情！！


ヴェルゴ「！！！」

「やっと、貴方を斬れたわ……！」


白猟屋さんの近くに着地する

すると、白猟屋さんはフラフラと立ち上がる


「白猟屋さん！大丈夫なんですか？」

スモーカー「ああ、問題ねェ…」


その直後、白猟屋さんはヴェルゴさんに向かっていく


ヴェルゴ「なぜ執拗に能力を使う……！？君らしくない先述だったなスモーカー君

格上の覇気使い相手に煙となり体積を増やせば"的"を広げるだけだ！！」


ヴェルゴさんが竹竿で白猟屋さんの腹の辺りに攻撃を浴びせた

白猟屋さんの十手が折れ、ヴェルゴさんの足元に倒れ込んでしまう




「白猟屋さん！！」

スモーカー「ハァ…これで借りはナシだ！」


ロー「返してもらったぞスモーカー
おれの心臓……」

ヴェルゴ「そういうことか！！貴様！！いつの間にッ！！」

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