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第卅伍話 ページ37

「反撃…ですか?」

ロー「こんな所で時間を取る訳にはいかねェ…
さっさと片付けるぞ……!!」


檻の外には煙が覆い尽くそうと迫ってきていた

下では海兵さん達が慌てふためている


ロー「この中で誰か物を燃やせる奴は?いなきゃ別に良いが」

ルフィ「火ならフランキーだ!ビームも出るぞ!そうだ、お前ビームでこの鎖焼いてくれよ!!」


フランキーさんが船長さんの指示で口から火の玉を放つ

火の玉は軍艦を燃やし、その煙が檻を覆った


「ケホッケホッ、煙が…」

フランキー「ゲホ!!おいこらトラファルガー!!煙がこっち来たじゃねェか!!」

ロー「お前がやったんだろう」

フランキー「おめェがやらせたんだよ!!」


船長さんは容易く鎖を解いた

周囲の皆さんは驚いている


ルフィ「何だお前……どうやって"海楼石"の鎖取ったんだ!!?」

ロー「初めからおれのはただの鎖だ
能力で簡単に解ける、ここに何ヵ月いたと思ってる」

「あ、あの時の私への指示はこういうことだったんですね」



ロー『……A、これを持っていけ」

『鎖……"海楼石"とやらではないですよね。船長さんが触れてるんですし』

ロー『ああ、ただの鎖だ。これを研究所内の捕縛用の鎖とすり替えておけ』

『分かりました、船長さんには何かお考えがあるみたいですから。私がやっておきます』

ロー『ああ、助かる』


鎖を刀で斬ってくれた

ああ、なんという解放感なのかしら!


ロー「ほら、お前のだ」

「私の刀!ありがとうございます」


ロー「さァお前らを…どうしようか……」


(オマケ)
ローさんと時透君とAさん

何かの手違いにより一時的にローと共に戻れたAさん

ローさんと東京の街を散策していました


「ここが浅草です!東京の中でもかなり賑わっている所ですわ」

ロー「へぇ、見たことねェモンばかりだな」


"何してるの"

そこには少し不機嫌そうな時透無一郎が立っていた


「時透君!お久しぶりです!」

ロー「A、誰だコイツ」

時透「はぁ?君こそAとどんな関係な訳?」


険悪な空気が流れ始め、Aはアワアワと二人を交互に見ている

どうやったら仲良くしてくれるのだろうと考えていると


時透「もういい、ソイツ放っといてどこか行こうよ、A」

「え、でも…」


時透が掴んだAの反対の腕をローが掴む


ロー「コイツはおれと行く」

時透「なに?君一人で行けば良いでしょ。Aは僕と一緒に行くんだから」


喧嘩は続いた

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射命丸紫(プロフ) - 天の川さん» 実は記憶が曖昧でございまして、主人公ちゃんが煉獄さんの継子の作品でしたね。面白かったので是非読んでみてください! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます。返信が遅れすいませんでした! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - ワンピースと鬼滅の刃の神作の題名なんですか?よければ教えてください!! (2020年5月9日 12時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです!あと、蜜璃ちゃんの隊服を作ったのは花田さんじゃなく、前田(まえだ)さんですよ! (2020年4月29日 9時) (レス) id: 5c72e7066e (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 笑舞さん» 感想ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります!楽しんで読んでくださると幸いです! (2020年1月24日 1時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2019年12月18日 11時

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