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第拾陸話 ページ18

鏖魔は跡形もなく消滅し…

Aは寝かせていたローへ駆け寄る


「ローさん、大丈夫ですか!?」

ロー「あまり耳元で大声出すな、おれは怪我人だぞ」

「良かった!良かったです!」

ロー「抱きつくな!!」


動けないローをおぶりながら、Aは市街地へ向かう

市街地は多少なり壊れていたが、そこまで重大な被害は受けていなかった

重傷者はいるものの死者はいなかったらしい


シャチ「船長!!……なんでAにおぶられてるんですか?」

ロー「うるせぇ…動けねぇんだ」

「シャチさん達も無事で良かったです」

ペンギン「大体の敵はAが倒したんだろ?
おかげで助かったけどな」


その後

ローの怪我も回復し、出航しようとしたとき


「あ、あの!ローさん達にお願いがあるんです!私を……

"ハートの海賊団に入れてください!!"」

「「「えええええぇぇぇっ!?」」」



ペンギン「本気か!?」

「私はいつも本気です!!」

シャチ「あのなぁ、これからの航海は考えているより辛くなるかもしれないんだぞ?」

「……分かっています、私も半端な気持ちではありません。

……………鬼殺隊員だった私は普通の生き方は分からないです 海賊は自由だとお聞きしました

なら、海賊になりたいというのも私の自由です!」


お願いします!!と頭を下げる

その光景を見て、ロー以外の三人はワタワタしていた


ベポ「ど、どうするの?船長〜」

「必ずお役に立ってみせます!お料理でもお洗濯でも雑用でも私に出来ることは全力でやります」


ローは何も言わず背を向けている

Aはションボリと俯いていた


ロー「乗るからにはおれの指示は守れよ」

「……!!それって」


ローは船に乗り込んでいった

Aは嬉しそうに顔を輝かせる


シャチ「まさか、船長が許可するなんてな…」

ペンギン「まぁ良いじゃねぇか!新しい仲間だ、アイツらも喜ぶぞ」

ベポ「だな、Aが降りるって時みんな号泣してたもんなぁ」



こうして、Aはハートの海賊団の船員として迎えられることになりました



次回予告


ベポ「船長からOKもらえて良かったな、A」

「ええ、皆さんといられるのが嬉しいです」

ベポ「おれも嬉しい、Aよろしくな」

「はい、よろしくお願いします」


「ではここで大正コソコソ噂話

蜜璃様の指南はとても独特なので私は言葉の語感から感じ取って愛の呼吸を完成させたんですよ」

次回から本編にちょこちょこ小話でいくと思います

第拾漆話→←第拾伍話



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射命丸紫(プロフ) - 天の川さん» 実は記憶が曖昧でございまして、主人公ちゃんが煉獄さんの継子の作品でしたね。面白かったので是非読んでみてください! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 名無しさん» ご指摘ありがとうございます。返信が遅れすいませんでした! (2020年5月10日 0時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)
天の川 - ワンピースと鬼滅の刃の神作の題名なんですか?よければ教えてください!! (2020年5月9日 12時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白かったです!あと、蜜璃ちゃんの隊服を作ったのは花田さんじゃなく、前田(まえだ)さんですよ! (2020年4月29日 9時) (レス) id: 5c72e7066e (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 笑舞さん» 感想ありがとうございます!そう言って頂けると励みになります!楽しんで読んでくださると幸いです! (2020年1月24日 1時) (レス) id: 8cde876daf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2019年12月18日 11時

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