第９話 ページ11
打刀side
オイ、オイ
なんだよ、うるさいな〜
俺、寝てんだけど
目をうっすらと開けると太刀がペチペチと俺の頬を叩いてた
打刀「チョット〜ナニ、オレネタインダケド」
太刀「………ツイテコイ」
打刀「ハ？」
聞くところによると、厠に行こうとしたら厨から物音がして
俺を起こしたらしい
打刀「ネェ、タチッテオレヨリデカイヨネ？
ナンデ、クリヤカラオトガスルダケデビビッテンノ〜？ダッサ！」
太刀「ナンダト！」
言い争いをしながら厨につくと、厨から灯りが漏れている
こっそり覗くと、Aがせっせこと作業をしていた
なにしてんの？っていうか、こそこそとしなくても……
太刀が俺の肩をちょんちょんとつついてくる
打刀「チョ、ナニ」
太刀「アレミロ、アレ」
アレって、あ〜なるほど
Aの傍らにはチョコレートがついたボウルが置いてあった
明日は……そうか
太刀「イクゾ」
打刀「カワヤハイイノ？」
太刀「ウルセェ」
俺達は厨を後にした
.
.
「オニイチャンタチ！コレツクッタノ！」
槍「オ、Aガツクッタノカ」
薙刀「アリガトウゴザイマス、ダイジニタベマスネ」
大太刀「ヒトリデツクッタノカ、スゴイゾ」
脇差「オレニモチョウダイ……」
短刀「ボクニモ！ボクニモ！」
「ウン、モチロンダヨ！」
Aが配っていたのは、型で固めたチョコレート
ハートだったり、動物の形をしてたり
「ハイ、ドーゾ！」
打刀「ン、アリガトネ」
太刀「アア、アリガトウ」
すると、Aはチョコレートをたくさん入れた手提げを持った
太刀「ン？ドコカイクノカ？」
「アカツキオニイチャンノトコロニイッテクルネッ」
槍「オオ、ソウカソウカ……ハ？」
「「「ハァァァァ！？」」」
一応、心配なのでついていくことにした
暁「え、えっと〜今回はどんなご用時で？」
大太刀「Aガオマエタチニヨウガアルラシイ」
「エットネ、ボク……ミンナノタメニネコレツクッタノ」
手提げからチョコレートを取り出して、審神者に近づいて
「コレ、ウケトッテ？((上目遣い」
暁「ん゛ん゛ん゛っ！勿論だよ、エンジェルからのチョコを受け取らない理由が見つからないな！」
打刀「ゥヮァ……」
槍「((コソッ、ヒクナヒクナ」
そのあと、全員に渡して
俺達のバレンタインデーは終わった
また、貰えると良いな
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射命丸紫(プロフ) - 枕さん» ですよね〜！これからもドンドン可愛い所を見せていくので見ていただけると嬉しいです！ (2018年3月4日 17時) (
レス) id: c69f4934b5 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - Miyuyuさん» ありがとうございます！そう思って頂けて嬉しい限りです！ (2018年3月4日 17時) (レス) id: c69f4934b5 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - ねむるさん» ですよね！ショタは正義だと私は思います！ (2018年3月4日 17時) (レス) id: c69f4934b5 (このIDを非表示/違反報告)
射命丸紫(プロフ) - 螢猫さん» 遅れてすみません、ありがとうございます！更新の励みになりますのでとっても嬉しいです！ (2018年3月4日 17時) (レス) id: c69f4934b5 (このIDを非表示/違反報告)
枕 - 夢主が可愛すぎて一人で叫んでいただと・・・！いや〜可愛かったです！更新頑張ってください (2018年3月3日 17時) (レス) id: a69766f27d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：射命丸紫 | 作成日時：2018年2月9日 16時
