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第拾参話 ページ14

きよ「なほちゃんは隊員じゃないです!隊服着てないでしょ!!」

宇随「じゃあいらね」


そう言ってなほちゃんを投げ捨てる

ひどっ!

慌ててなほちゃんを受け止める


「大丈夫っすか!?なほちゃん!」

なほ「わーん!落とされましたぁ」

竈門「何てことするだ、この人でなし!」

宇随「とりあえずコイツは任務に連れていく、役に立ちそうもねぇがこんなのでも一応隊員だしな」

竈門「人には人の事情があるんだから無神経につつき回さないでいただきたい!

アオイさんを返せ!」

宇随「ぬるい、ぬるいねぇ
このようなザマで地味にぐだぐだしているから鬼殺隊は弱くなってゆくんだろうな」

竈門「アオイさんの代わりに俺たちが行く!」


門の上に我妻君と……

えっと、嘴平君だったっけ


宇随「……あっそォ、じゃあ一緒に来ていただこうかね

ただし絶対俺に逆らうなよお前ら
それと、月詠も一緒に来てもらうからな」

「えっ!?俺もっすかぁ!?」

嘴平「で?どこ行くんだオッさん」

宇随「日本一色と欲に塗れたド派手な場所」

嘴平「?」

竈門「?」

「?」

我妻「…」

宇随「鬼の棲む"遊郭"だよ」


え?遊郭?




我妻side

宇随「いいか?俺は神だ!お前らは塵だ!
まず最初はそれをしっかり頭に叩き込め!ねじ込め!

俺が犬になれと言ったら犬になり、猿になれと言ったら猿になれ!

猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い全身全霊でへつらうのだ

そしてもう一度言う、俺は神だ!!」


やべぇ奴だ……

俺がドン引きしていると

炭次郎は勢いよく手を上げ


竈門「具体的には何を司る神ですか?」


とんでもねぇ奴だ……


宇随「いい質問だ、お前は見込みがある」

我妻「(アホの質問だよ、見込みなしだろ)」

宇随「派手を司る神…祭りの神だ」

我妻「(アホだな、アホを司ってるな間違いなく)」


「いやぁ、宇随さんは相変わらず変わってて面白いっすね!」

我妻「(面白いか?この人天然かアホかのどっちかだな……)」

嘴平「俺は山の王だ。よろしくな祭りの神」

宇随「なに言ってんだお前…気持ち悪い奴だな」


いやアンタとどっこいどっこいだろ!!

引くんだ!?

同じような次元に住んでる奴に対しては嫌悪感があんだな…


宇随「花街までの道のりの途中に藤の家があるから、そこで準備を整える

付いて来い、行くぞ月詠」

「了解っす」


そう言って二人は俺達に背を向けて、一瞬でいなくなっていた

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作者名:射命丸紫 | 作成日時:2017年12月19日 18時

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