斬り結べ! ページ7
Aside
むくりと起き上がって金髪の男を横に避ける 。
「ごめんねえ 、わざとじゃないんだよ〜 、怪我はない?」
彼等は俺を年下と見ているのか 、かけてくる言葉がかなり幼稚で稚拙だ 。
だかそんなことはどうでもいい 、柱だと言ったらかなり面倒くさい 。
『…』
「なんだか不思議な音がする … 君は今まで一人だったの?偉いね 。」ナデ
吃驚して彼を見る 。
と、冷たいピリッとした空気が頬を刺す 。
刀を抜き軽解する 。
( これは…ここに巣食っている鬼の気配だ 。複数なのは変わってない 。 )
「善逸!鬼だ 。」
「鬼イイイイイイイイイイイイ?!怖いよお 、炭治郎おおお!」
『お前等はここから離れろ 。俺が 、やる』
「え 、でも 、」
『煩い早く 。鬼が来てるんだ』
彼等は二人して去っていった 。
一人じゃ流石に無理があるから 、奥の手を使う 。
体の内側を温めておく 。
( 呼吸と 、構え _____ )
半刻後 、予想より遥かに遅く鬼が来た 。
「おい今回は美味しそーなやつだぜエエエエエ」
「そうだナアアアアア」
さっきを隠さず鬼が一匹 、二匹 、三匹 、
呼吸を長く貯めていたせいか目の前がフラフラしている 。
面倒くさくなって使ってしまった 。
『もう 、いい 、俺が楽にしてあげるから
氷の呼吸 、伍ノ型 、逢瀬 !!!!! 』
この呼吸法は複数対一人によく効く 。
周りの空気が凍り始める 。凍った空気を吸ったものは肺から凍てつきそして絶命する 。
刀からでる冷気のせいで空気が白くなっていく 。それがわかる 。
鬼が音もなく死んでいくのが見えた 。
刀を腰に戻すと 、視界が晴れる 。
手を見ると、半分が凍っていた 。
( 久し振りに使ったからか 、 )
自身の肺に潜り込んだ冷気を一生懸命溶かすように 、森の外へと急いだ 。
外へ出ると通りかかったのであろう蟲柱がこちらを見て 、そして青褪めた 。
「氷永君 ?! 大丈夫ですか 、今私の館に____」
( 意識、落ちる )
次に目が覚めたのは白い部屋の天井だった 。
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はつめ(プロフ) - 龍賀さん» えっえっ、コメント有難うございます!!全身全霊で更新します!!!!お楽しみに! (2019年12月6日 19時) (レス) id: 27aa211cd5 (このIDを非表示/違反報告)
龍賀(プロフ) - 更新楽しみにしてます。頑張ってください! (2019年12月5日 23時) (レス) id: 918a5d78b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:榮 摘 _ はつめ | 作成日時:2019年12月5日 19時