幽霊コンビ 〜ミナとハル〜

義務2（ほぼ雑談） ページ30

注意
後半、というかほとんどリターとミナの雑談です。ご了承ください。


一一一＊一一一一一一一一＊一一一


リ「幽霊が人間の姿をしている理由、それは人間に混じっていても不思議に思われないため。」

ハ「って事は、人間に混じる必要がある という事か、」

リ「その通り！ハルさん、前世はシャーロック・ホームズですか。」

ミ「でも、何で？」

ハ「そりゃ、今の話の流れからいくと 人間の感情 を取り入れるためだろ。」

リ「そうです。」

ミ「えっ、でもどうやって？」

リ「それはですねこのー」

ハ「この世に実際に行って人間と接触しながら相手の感情を取り入れればいい。」

ミ「ああ、そういう事。」


リ「あの、説明係は私ですよ？かってに話進めるのやめて下さー」

ミ「は？さっさと説明しないからじゃん！」



ープチンー(良からぬ事が起こる前兆の音)



リ「はぁ？説明してましたけど。」

ミ「じゃあ何でハルに説明全部させてんの？」

リ「それはハルがかってに、」

ミ「あ〜あ、リターなんかより全然ハルの方が分かりやすいし。私、リターの 説明係 解任を希望しまーす。」

リ「解任とかないし、てか説明できんのかよチビッコ。」

ミ「チビッコって何だよ！お前もまだ大人って歳じゃねぇだろ‼背もあんま変わらないし。」

リ「何言ってるの？私もう、259歳ですけど？」

ミハ『え・・・。』

明らかに得意げなリターに発せられた一声はこれだった。

ミ「キモ。」

リ「キモ はないだろ！私は君の先輩ですよ？
そうそう私は君の先輩だ、これからはリター先輩と呼びなさい。敬語でな。」

ミ「呼ぶか馬鹿‼ 精神年齢幼児レベルのお爺さんに。」

リ「お言葉ですが貴方の方こそ精神年齢赤子以下でしょう？」

ミ「なっ！言っときますけど、私高校で学力学年1位2位を争う程ですから〜。」

リ「ミナちゃん。精神年齢っていうのはね、心とか精神に関わることの事で頭とか学力は関係ないんだよ。分かったかな？」

ミ「う〜ん。分からないなぁ〜。精神ってなぁに？」

リ「精神っていうのはね、人間の心や意識のことだよぉ〜。」

ミ「意識ってなぁに？」

リ「一般的に起きている状態にあることだよ。」

ミ「一般的にってなぁに？」

リ「簡単にいうと普通ってことだよ。普通って言葉くらい分かるよねぇ〜。」

ミ「ごっめ〜ん、私、精神年齢赤子以下だからぁ〜、よく分からなくてぇ〜。」

リ「チッ」

ミ「どうかしたぁ？」

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