幽霊コンビ～ミナとハル～ (ページ29)

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義務1 ページ29

リ「幽霊は、食べたり寝たり息をしたり、普通生きて行く上で必要とされる事をする必要はありません。ただ、食べたかったなら食べればいい寝たかったら寝ればいい。という感じです。その上、幸運にも太ったり体調不良になったりもしません。
その代わりと言っても何ですが、幽霊には幽霊の生きる源があるのです。」

ミ「生きる源？」

リ「人間でいうと、酸素や水、栄養分などです。
人はそれらを取り入れる事で生きていける。逆に、それらが無ければ生きていけません。
同じく幽霊にも、生きる源がある。」

ミ「何？」

リ「感情です。」

ミ「は？感情？」

リ「はい。幽霊は、人間の感情を生きる源として生きているのです。」

(何言ってんだ？ちょっと意味が、、？)

リ「何ですか2人共、アホみたいな顔して。面白いですね。」

ミ「意味わかんない。もっと詳しく！」

リ「ふふ、言われなくても説明しますよ。
皆さん、幽霊のイメージってどんな感じでしたか？まだ、幽霊では無く普通に生きていた時。」

ミ「なんかー、ふわふわって。下半身が透けてて浮いてる感じ？」

ハ「うらめしや～、みたいな？痩せてて白くて髪が長い。」

ミ「あ、あと、丸っこくて小ちゃくてゆるキャラみたいな感じ。」

ハ「マリオのテレサみたいな？」

ミ「ああ！それ‼」

リ「それで、今、実際になってみてどうですか？」

ミ「全然怖くない！」

ハ「普通の人間と大して変わらない。」

リ「でしょう。では、何でそんなに人間みたいなんでしょうか？」

ミ「そっちの方が可愛い！」

ハ「アホか？」

ミ「じゃあ、そっちの方がプリティー‼」

ハ「だからアホか？英語にしただけだろうが‼」

リ「まぁまぁ、、他には？」

ハ「、、、人間に、、混じっても、バレないから？」

リ「大正解‼」