ゴジュウサン ページ7
全員「「失礼しました!」」
12人で社長室を出て楽屋へ向かう途中、
皆んなは次々と蓮くんに話しかけていた。
圭「ねぇ、高2って事は学校に行ってるの?」
蓮「はい。」
雄「難波 蓮ってあんま聞いた事ないけど、
ジュニアなんだよね?」
蓮「はい。一応バックで踊ってはいたんですけど、後ろの方だったので、」
光「ジュニア歴は何年?」
蓮「え、っと、4年ですね。
中1の終わりに、ジャニーさんに声をかけられて、」
大「えっ!まさかのスカウト⁈」
蓮「はい。」
慧「いいなぁ、俺もスカウトされたかった。」
涼「お前は無理だわ!」
慧「何でだよ‼」
宏「着いたぞ。
各自準備して、15分前には全員で会場に向かうから。」
そくさくと準備を始めるなか、
視界の端で椎菜さんが蓮くんの方へ近寄っていくのが見えた。
横目で見ていると、
蓮くんと近くにいる私にしか聞こえないくらいの声で、
椎菜さんが言った。
凛果「さっき、ずっと凛果のことみてたよねぇ。」
蓮「えっ、それは、、」
凛果「分かってるって。でもぉ、ごめんね。グループ内での恋はき❤ん❤し❤だ❤よ?」
おえぇぇェ〜
やば、吐き気がするわ。
何あのハートマーク連鎖!
キモいんだけど。
蓮くん引いてるし‼
グループ内での恋って、
少女漫画、恋愛小説の読み過ぎだっつーの!
そんなことを考えながらも、
私は手を止めずさっさと準備を進め、
いち早く準備完了。
椅子でスマホを弄っていると、
こんな声が聞こえた。
涼「ねぇ、蓮くん。
1つだけ注意しておいた方がいい事教えてあげるね。」
蓮「何ですか?」
涼「そこで携帯弄ってるAっていう人、見かけによらず結構酷い性格してるんだ。
だから、あんまり近づかない方がいいよ。」
また余計なことを、
自分が事を大きくしてるって気づいて無いのかよ。
蓮「そう、ですか。ご忠告ありがとうございます。
でも、見たものしか信じない主義なので。
いや、別に山田先輩が信じられないという訳ではなくて、ただー
何の根拠もない話を不確かな情報1つで信じるのはどうかと思います。」
長い沈黙。
周りの皆んなも手を止め驚いている。
まぁ、誰も蓮くんからこんな言葉が出てくるとは思わないだろう。
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KANA - この作品すごく面白いですっっ!更新頑張ってください! (2019年1月26日 7時) (レス) id: 4e6b21cff0 (このIDを非表示/違反報告)
rika(プロフ) - 受験頑張って下さい (2019年1月20日 1時) (レス) id: 4a2487871f (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - 早く続きが見たい (2019年1月14日 2時) (レス) id: 85999db6f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいちゃん(プロフ) - めっちゃおもしろいです!!更新がんばってください! (2019年1月11日 20時) (レス) id: f860fbab33 (このIDを非表示/違反報告)
rino(プロフ) - 続きが気になります!更新待ってますね〜(*^^*) (2019年1月3日 9時) (レス) id: 60aeac0a97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルーク | 作成日時:2018年1月21日 12時