悪者は消える、ね？《 ＨＳＪ 》２

ナナジュウロク ページ31

侑李side





「ではまず、おおまかな流れから確認していくよ！

侑李、よく聞いておいてね。






この前蓮くんと話した通り、

復讐の手順は大きく分けて2つ。






簡単に言えば、


1.精神をズタズタにする。

2.社会的に抹消することで、トドメを刺す。」







Aはニコニコ笑いながらそう言い切った。








A？なんで笑ってるの？







僕が知ってるAじゃないみたい。








なんか、、、、怖い。







蓮「またさらっと恐ろしい事を、」






侑「社会的に抹消って、、？」






「今、誰もが知る輝かしいHey!Say!JUMPというグループから光を奪い、この世界から消す。




詳しいことは、この計画が実行されてからの
お楽しみ。」









「侑李は、今まで通りHey!Say!JUMPの皆んなと仲良くしてて。」







侑「えっ？なんで？」






「侑李の仕事は、言うなれば敵チームから情報を聞き出すスパイ。」







侑「スパイ？」






蓮「指示は俺らが出す。それまでは、くれぐれもバレるんじゃねーぞ。」






侑「蓮くん。僕、一応先輩なんだけど。」






「早速明日から始めることにしよう。」






蓮「いよいよか、あいつらの反応が楽しみだな。」






「うん！


侑李も蓮くんも、会話するときはLINEを使って。怪しまれないように十分注意してね。



それじゃあ、復讐計画スタート‼」









侑「で、僕はマネージャーと話してたってことになってるんだよね。誤魔化しきれるかな、」






「大丈夫。彼女も私たちの味方だから。」






侑「えっ、マジで⁈」






「うん、マジで。いざとなったら頼ればいいよ。


よくわからない誤魔化し方しても、なんとか話合わせてくれると思う。」






侑「そっか、まぁなんとかしてみよう。」








どうやって誤魔化そう、そればかり考えながら楽屋へ向かった。

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