悪者は消える、ね？《 ＨＳＪ 》２

ゴジュウハチ ページ12

蓮「Aちゃんも、やられてるだけじゃいつか負けちゃうよ？



やられたらやり返さないと。



ねぇ、いいでしょ？」









段々迫ってくる蓮くん。






こ、怖い、、！









「ちょっ、蓮くん⁈


なんか急すぎっていうか、性格変わりすぎっていうか、、」








蓮「あ〜、性格？


あんなの演技に決まってるじゃん。






それとも、あれ？



か弱い男の子の方が好みだった？」








「好みって、何言ってんの！



先輩からかうのもいい加減に、」







蓮「A、さん、、怖いです。や、やめて下さい。」








それは反則‼







「うわぁぁ〜！


やめて、本当に、そのキャラはやめて〜‼」







蓮「じゃあ、さっさと決めてよ。


やるのか、やらないのか。




もしやるなら、俺は全力で協力してやるぞ！」









年下の癖に、




上から目線で何言ってるんだか、、







1人味方が増えたくらいで、



変わるはずがない。






どうせ、数日後には、



やっぱ無理ってあっちの味方につくのかもしれない。









でも、、



賭けてみるのも悪くない。









「いいよ、やってあげる。


どんな事をしてくれるのか、見てみたいしね。





結局、君の方が木っ端微塵にされちゃうのは目に見えてるけど、



それはそれで、楽しそう。」









蓮「なっ、それはない！




だいたい、何だ。


やってあげるって、俺が協力してやるってのに上から目線で。」







「は〜ぁ？


蓮くんこそ、後輩の癖に生意気過ぎだよ。」







蓮「うるさい！


おんなじグループになったからには先輩後輩は関係ないんだよ！」









いや、関係あるから‼









蓮「ん、なんか文句あるか？」






「ないわけないでしょ〜‼‼」









現在、




敵 10名(JUMP＋椎菜)



味方３名(ジャニーさん、岩原さん、蓮くん)








勝ち目のないこの GAME ーゲームー。




何とかやっていけそうな気がした。









メンバーに味方がいる事がどれだけ嬉しいか。









私は久しぶりに、




心から笑えたんだ。

ゴジュウキュウ→←ゴジュウナナ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す