悪者は消える、ね？《ＨＳＪ》２ (ページ11)

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ゴジュウナナページ11

コツコツ

人通りが少ないため、足音だけが響く。

はぁ、

気まずい、、

って、なに後輩に遠慮してんだ‼

ここは先輩の私から、

「蓮くん、さぁ、

Hey!Say!JUMPで仲良く、やれそう？」

・・・。

何が仲良くやれそう？だ！

私が言えることじゃないじゃん‼

蓮「Aさん？」

「え？」

蓮「そんなに堅くならなくていいですよ？」

「そ、そうだね。

なんか、ごめんね。気使わせちゃって、」

蓮「いや、そんな、、。

仲良くやれそうか、でしたよね？

ははっ、正直言って、

無理、ですね。」

「へ、」

れっ蓮くん？

嘘でしょ、蓮くんもなの？

蓮「あぁ、勘違いしないで下さいね。

別に、あなたと仲良くなれそうにないと言ってる訳じゃありませんから。

僕が仲良くなれそうにないのは他の皆さんのことです。」

私じゃない？

「えっと、何言ってるのか、よく、分からないんだけど？」

蓮「あの、面倒くさいんで普通に話していいですか？

同じグループになるんだから、タメ口でもいいですよね？」

「えっ、まぁ、、いいけど。」

蓮「良かった。

じゃあお言葉に甘えて、

ねぇ、Aちゃんさぁ、

今、メンバーにいじめられてるでしょ。」

何でバレて、

てか、急に口調変わりすぎ、

「そ、そんな訳ないでしょ、」

蓮「隠す必要なんてないだろ。

涼介さんにあんな事言われて、気づかない方が可笑しい。」

「あ、、」

どうやって誤魔化そう、、

蓮「俺、正義感強いから、いじめとか許せないんだ。

だから、

俺と組まない？」

「え？」

蓮「俺と一緒に、

ヒーローぶって一致団結してるあいつらを、木っ端微塵にぶちのめす！」

こっ、木っ端微塵って、、、

蓮「ね、楽しそうじゃん？」

こいつ、、

絶対ヤバいやつだーー‼