ニジュウサン ページ25
ドアの前で深呼吸して気持ちを整える。
右手にはさっき買ったペットボトルの水。
ここまできたらやるしかない。
ガシャンッ‼
思いっきりドアを開ける。
さぁ、演技開始だ。
スタスタと真っ直ぐ椎菜さんの方へ歩く。
皆んなはまだ状況が掴めず固まっているようだ。
椎菜さんの前までくると、蓋を開け頭から水をかけてあげた。
凛「なっ!」
目を見開き驚く椎菜さん。
私は嘲笑うように頭上から見下ろしてやった。
凛「何すんのよ!」
「えっ?そんなの決まってるでしょ。」
乱暴に椎菜さんの腕を掴む。
凛「いった、」
袖をめくると消えかかっている痣がある。
「ふふっ、やっぱり。メイクだったんだね、その痣。」
凛「あっ、コレは、違っ、」
「何が違うの?」
黙り込んでしまった椎菜さん。
そりゃそうだよね、バレちゃったんだもん。
裕「え、嘘なの?」
慧「マジで、、」
今ごろ?笑えるw
「じゃあ、私は帰るね〜!」
大「待って‼」
「何?」
大「ごめん、俺、気づかなくて。」
宏「俺も、ごめん」
知「僕も、ごめんね。」
残りのメンバーも続く。
そんな皆んなに私は微笑んで言った。
「そんなのいいよ、別に、、
でも、、もう前には戻れないね。
仲の良いHey!Say!JUMPはもう終わり、
皆んなのせいだよ?」
全員「「・・・。」」
「じゃあさようなら、皆んな。」
私が消えた部屋にはしばらく沈黙が流れていた。
その後も気まずかったに違いない。
そう思っていたけど、、
私が敵に回した奴は思ったより厄介だった。
1145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナオ(プロフ) - ルークさん» 夢主が凛果にやられたことをやり返すのはいかがでしょうか?? (2019年9月11日 9時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
no name - 決して肯定的な文章ではありませんがアンチなどではありません。作品自体は楽しく読ませていただきました。これからも頑張ってください。 (2018年2月8日 1時) (レス) id: 4d9c81cf11 (このIDを非表示/違反報告)
no name - ジャニーズには過去に女性が所属していた事があります。今では応募する時点から男子のみに限られてしまっていますしイメージがないうえ、多くの作者さんが間違えておられるため勘違いしたまま作品を書いてしまったのだとは思いますが、これを機に理解お願いします (2018年2月8日 1時) (レス) id: 4d9c81cf11 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - kokoさん» 遅くなってすみません。この小説の続きへというのがあるはずなんですけど、、、 (2018年1月23日 21時) (レス) id: fe34f2bcc5 (このIDを非表示/違反報告)
koko - 移行したんですよね..?見つかりません~~~泣 (2018年1月21日 12時) (レス) id: 5f82da5e3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ルーク | 作成日時:2017年11月29日 18時