悪者は消える、ね？《 ＨＳＪ 》

ジュウナナ ページ19

その瞬間、


全てが繋がって、


今置かれている状況がいかに最悪か、


知らしめられた。





椎菜さんが何かをした、



それしか分からないけど、


悪い予感がした。






「椎菜さん、、何したの？」





涼「何したの？こっちのセリフだよA。」




聞き覚えのある声。


誰かを特定するのにそう時間はかからなかった。






「涼介、、？」





なん、で、怒ってるの？





知「そんな奴だとは思わなかったよ。」



裕「失望した。」



大「もう、Aなんか仲間じゃない！」




涼介に続き、知念 裕翔 大貴が言う。




「なん、で？

意味わかんない、皆んなどうしたの？」






宏「何とぼけてんだよ‼」





え、宏太？



「何？急に怒鳴って、、」




宏「お前まだ自分がやった事理解してねぇの？


メンバーをいじめてたくせに！」




いじめ？



はっ、何言ってんの？



「私やってなんか、」




雄「じゃあコレ何？」



「え、」





目線の先には


辛そうに俯く椎菜さん。


服の袖をめくり腕にある痣を見せている。




「それ、痛そ、、どうしたの？」




雄「お前がやったんだろ！」




「やってないって！」




慧「は？本人が言ってんだよ‼」








あぁ、そういう事か。




こうやって私を仲間外れにさせて


Hey!Say!JUMPから追い出そうって作戦？







バカにしないでよ。


私は絶対負けない。




あんたの思い通りにはさせない。

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