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俺らが甘ったるい夜を過ごしてるうちに・・・
村上支店長から、
ラインが届いてた。
ベッドん中で、
半分、寝ぼけてる頭で、ラインを開く。
村上ほんま世話焼けるな。
もうヤキモキさせんなや?
俺がAと別れた理由。
大倉にだけ教えたるわ。
ん？何？
村上お前の方が、
俺よりあいつに相応しい思たからや。
俺の前では、Aはいつも、どっか遠慮しとって。超えられへん壁みたいなもん感じてた。
今やから言うけど、
Aが一番気ぃ許してるお前にどんだけ嫉妬してたか。
あいつは自分でも分かってなかったみたいやから。誰が一番大切なんか。
誰となら、一番幸せになれんのか。
似合わんお節介してもうたわ。
ちゅうわけで、俺から奪ってんから、
絶対に幸せにしろ。
これ以上ないぐらい、大切にしろや。
村上支店長・・・
「何なん、このええ男」
思わず呟いた時、Aが起きてきて。
「誰から？」
何気なく、聞いてくる。
「んー、村上支店長から。
仕事のライン」
ちょっと誤魔化してもうた。
これは、男同士の秘密やろ？
携帯閉じて、
眠そうなAを抱き寄せて、
首筋にキスをする。
くすぐったそうに、
肩をすくめたA。
朝から、溶けそうや。
この子を、誰より幸せにしよう。
村上支店長、
約束、必ず、守るから。
渋谷課長が、にやっにやしてる。
珍しい、金曜の夜、飲みに行こて誘われて、
いつもの焼き鳥屋。
「結果、俺のアドバイスがきいてんな！
俺のおかげや」
渋谷課長は一人勝手にご満悦や。
「渋谷課長のアドバイスは、
何も役立ってません。
ひたすら押し倒せ！だけやったやないですか」
「けど、結果的に、
それが功を奏したわけや。
人間も動物やからな。
言葉より、温度やで」
「それはまあ、一理あるかもしれませんけど」
キスした時に、初めて、
俺を好きて気付いた、て、
Aも言うてた。
「やろ？やろ？」
嬉しそうに、ビール煽ってる。
その渋谷課長の携帯が鳴った。
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ひ み さ(プロフ) - 完結お疲れ様でした(*^^*) 甘々な大倉さんもおちゃめな渋谷さんも、とっても素敵でした(///∇///) めっちゃキュンキュンしました、ありがとうございました♪ (2019年6月7日 18時) (
レス) id: 6eb2ce4a4e (このIDを非表示/違反報告)
yume.no.(プロフ) - 甘々な大倉くん、堪能させていただきありがとうございました！終わってしまって寂しい、、皆さんもおっしゃってますが、渋谷課長も最高でした！☆ (2019年6月7日 14時) (レス) id: 716f977705 (このIDを非表示/違反報告)
めちゃ(プロフ) - お話はもう夏の終わりでしたが、実際は梅雨前のジメジメした雨の日、でも爽やかな風が吹いたようなfoolマジックにかかりました。ちょこちょこいい奴の渋谷課長好きでしたありがとうございます。甘々のおーくらのチキンな感じも癒されました。次作誰がいいかな？ (2019年6月7日 13時) (レス) id: 4322b64262 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ - 神ちゃんで読みたいです^_^ (2019年6月7日 0時) (レス) id: 871c82ebc0 (このIDを非表示/違反報告)
美穂(プロフ) - 空恋はヤスがいいなぁ｡ (2019年6月6日 23時) (レス) id: 2b97de42d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2019年5月25日 8時
