０６． 愛おしい・・・ ☆ヒロト ｓｉｄｅ☆ ページ7
ピピピ・・・
木野さんはAから体温計をそっと取るとその数字をみて驚愕した・・・
気になった俺が「何度？」と聞くと、
秋「３９度・・・８・・・」
３９度を超えていた、さっき風丸くんが教えてくれた。
Aこの子は生まれつき体が弱かったらしい・・・
秋「ヒロト君はみんなのとこに行っていいよ！！
Aちゃんは私にまかせて！！」
木野さんは俺を気遣っていってくれたけど俺はここにいたかった・・・
ヒ「俺は大丈夫！！木野さんはこれから夕食作るんでしょ？
Aちゃんは俺が見とくからいっていいよ！！」
秋「ほ・・・ほんと？じゃあ・・・よろしくね・・・？」
そういって 木野さんは走っていった___________...
ヒ「Aちゃん・・・。」
俺はそっと彼女の手を握る。 返事はなかったけどよかった、
こんなに愛しい君を近くで見るだけでもうれしかったから・・・
長いまつげにくるんとしたあわい栗色の髪、整った口元、円堂くんと
ちがう 雪のように白い肌・・・彼女のすべてが愛おしく感じた・・・
さっきAちゃんを抱えていたときに男とちがう彼女のやわらかさに
ときめいてしまった・・・
ヒ「・・・・・好き・・・」
いつの間にか口に出してしまったみたいで
急にはずかしくなってきた・・・
座っていた椅子から腰を引いてドアへ向かおうとした瞬間・・・
パシッ・・・
誰かが俺の袖をつかんでいた、後ろをふりかえると
Aちゃんが俺の服の袖を掴んでいた。
ヒ「Aちゃん！！？」
A「・・・ごめ・・なさい・・・」
ヒ「え？」
それだけいうとまた眠ってしまった・・・
ヒ「・・・おやすみ・・・」
それだけ言うと彼女の唇に自分の唇を重ねた
部屋にはチュっと言うリップ音が響いた・・・
０７．ターゲットは・・・→←０５．ごめんな・・・ ☆円堂ｓｉｄｅ☆
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緋月 - おぉ！この小説、おもしろいです！！続きも楽しみにしています☆ (2011年3月25日 20時) (
レス) id: 96e34e6d41 (このIDを非表示/違反報告)
梅愛 - もちろんおｋです！！ありがとう！！ (2011年2月13日 10時) (レス) id: 123eef17fa (このIDを非表示/違反報告)
シグナ - 面白いです 円堂がシスコンと言う設定がなかなか無いのでこう言う小説探していました; 友達希望okですか？ (2011年2月4日 3時) (携帯から) (レス) id: fea73c83d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｍｅａ＊
