∞風邪ひきたちょまる。〔橙緑〕 (ページ8)

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8　横山side ページ8

「びっくりしたわ…いきなりやもん」

俺が言うとやすが「ごめんなぁー」と笑った。
大倉は今寝かせてるとこやけど、すんごい辛そう。

体温計で測ってるとこやねんけど、熱もありそうやなぁー。

っと…それより……

「ちょっと、マル、いいか?」

俺はさっきから突っ立ってたマルに一言かける。
こいつ…なんかあやしいんだよなぁ…

「///ほへっ!?僕っ?」

「お前だよっ…ごめんヤス、任せるわ」

俺は大倉のことをヤスに任せるとマルを楽屋の外に連れ出した。

・

・

「//裕ちん………?」

何事か、とマルが俺を見てくる。
俺は単刀直入にこう言った。

「お前…熱あるやろ…?」

「///え…?」

驚きを隠せないって顔しとるでーww。
みんな大倉の緊急事態で気づいてなかったかもしれへんけど、

マルだって顔真っ赤やし、無理してる表情でバレバレやねん。

「///そ、そんなこと…」

「隠さんでええよ。言ってみ」

こいつは気ぃ使いの天才やからなー。
無理ばっかしよるねん。

「///熱なん…てっ……」

まったく、と俺がため息をついてマルを見た時やった。
ふらっ…とマルの体がよろけて、俺のほうに倒れ込んできた。

「ちょっと!?しっかりせぇっ!大丈夫かっ?」

「/////はぁはぁっ…ゆ、う…ちん…」