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主人公同士の運命だよ。 ページ3

「所で、中森警部と親しげな様だが?」

『あぁ…中森警部とは、先程話した通り17の頃からの付き合いですよ。』

二課や三課とはその経由。

『親が居ないって知ってるうちの一人で…世話も焼いてもらってたんですよ。』

まぁ心配性なので、第二の父みたいな人ですかね?

そう話す私に、へえ…っと感心している快斗君に物申す。

『だから、娘の青子ちゃんを悲しませる事をしたらどうなるか分かったかにゃあ?快・斗・君?』

「えッ」

『ふふふ、私が知らないとでも思うてか???』

「あー…だよなぁ?」

引き攣って笑う快斗君にそりゃあ長い付き合いだからねぇ?と零す。

『まぁ私自身、話は聞いているけれどまだ青子ちゃんにはあった事ないんだけどね?』

「なんだ、ないのかよ…?」

『まぁね…今の職業が特殊なのもあるから…成るべく避けてたりするんだよ。』

危険は何処に潜んでるか、分からないからね?

「ふーん…堅苦しくねぇか?」

『お世話になってる警部の娘さんだよ?危険な目に遭わせるだなんて言語道断でしょう…?』

っと話ながらも珈琲を飲みましたハイ。

『うまい…』

まぁ会わなくても何となく分かるから問題ないんだけどね?

「会わなくても分かるって?…あぁ、そういやアンタ警察だったな…」

『そういう事。』

そんな呆れた様に言わないで欲しいわ。

「成程、ではもし快斗が何かに巻き込まれそうな時は助言をしてやってはくれないか?」

『勿論ですよ、盗一さん。』

これは大事な事である。快斗君は大げさだっていうけれど…


君ミストレでガッツリ関わるんだよ?


とは言えない…。

『まぁ快斗君の事だから綺麗にトラブルに首突っ込みそうだよね?』

「あはは、んな訳ねぇだろ?」

『名探偵と関わった時点で諦めなよ。』

「へッ」

主人公同士仲良くする運命だよね

『精々喧嘩しない事だよ。』

「いや名探偵と仲良くするなんて…」

『あらら、分かんないわよ?もしかしたら私みたいに協力関係に成るかも…?』

「いやいや、『あり得ない事なんてないんだよ?快斗君?』…そこまで言われっとなぁ?」

まぁ時と場合によるんだろうけど。と零したながら珈琲を飲み干せば盗一さんは言いたい事が分かったのかさっきからずっと笑ってる。

「Aさんの話にも一理あるな。」

「はぁ?!」

親父もかよ!っと告げる快斗君には悪いけど…最早これは血筋。

『血は争えないねぇ…』


何が?っと首を傾げる快斗君にいずれ分かるわよ、と零した。

来ましたよこの時が。→←話す事には理由がある。



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鬼龍炎(プロフ) - 何回読み返したやろか笑続き待ってます! (2023年4月21日 1時) (レス) @page7 id: f6341b84c4 (このIDを非表示/違反報告)
みすず。(プロフ) - はえ??好きです。喜怒哀楽さんのシリーズ、ヤンチャシリーズなども観ています!!好きすぎて爆速で観ました!!語彙の私にとってはもう推しみたいな感じです!! (2023年3月15日 20時) (レス) @page7 id: 5bbebede5e (このIDを非表示/違反報告)
djみかんアイス - 続き出してほしいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2022年10月3日 0時) (レス) @page7 id: 8c769c83fd (このIDを非表示/違反報告)
やっち(プロフ) - 続き読みたいです (2022年9月4日 9時) (レス) @page7 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
re yam(プロフ) - 続きってもう出ないんですかね?物凄く気になる〜! (2022年3月9日 22時) (レス) @page7 id: a3a55d2093 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2020年8月20日 16時

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