変わらぬ絆 ページ43
「まぁたお前はとんでもねぇ事に足突っ込んだ…そういう訳だな？」
『人がどう思ってるかなんて関係ないわね？』
「流石首席様の考えは分からねぇわ…」
はぁ…とこれ迄の私が刑事を辞めた(事に成っている)理由や凪たんやヒロさんが殉職扱いに成っている話を白に話せば深い溜息を付かれる。
「お前さぁ…ほんと何時も“助けてくれる”よなぁ。」
どこを見る訳でも無くて、白は唯煙草いいか？と呟いた。
『いいよ？別に白を助けてる訳じゃないけど。』
あくまで私の為にしている事…心で呟いては吹かされた煙に目を向けた。
白の煙草の香りは、何時か貸してもらったコートに染み付いた匂いと同じ…この数年にこの同級生は煙草なんて身体に悪いもん吸うように成っちゃって…そんな事を思っていれば、白は行成私の頭をぐちゃぐちゃに掻き回してきた。
『髪…乱れるんですけどー？』
「ウッセェ…しゃーねぇから協力してやる。」
『そりゃあ有難うね？』
それにしてもお前は“変わってねぇよなぁ”
「…また、卓囲みてーな…あの面子で。」
『そうだね…今度はその面子プラス裕也お兄ちゃんや零先輩、景光先輩と伊達先輩とも囲みたいかも。』
「クソ人数増えてんじゃねぇか。」
『いいじゃろ別に…』
「はぁ…？じゃあお前の奢りな？」
『巫山戯んな割り勘に決まってんでしょ？』
「ハイハイ白に緑落ち着いてねぇー？」
『あ、そうだ白…黄ちゃん結婚するんだよ？』
「嘘だろお前抜け駆けとかなしだぞ黄。」
『因みに相手はこの子です。』
「出たよまだ見ぬ“赤君”とかいう奴？俺気が合わねぇな間違い無く。」
『食わず嫌いの子供かよ。』
てかご飯は食べたの？
「マダデスネー」
『じゃあ食べて行きなよ。』
「まじ？！緑の飯とか何年ぶりだよ…お前の飯に適う奴に未だにあった事ねぇわ。」
『そこの零先輩の飯のが美味いって…』
「「いやそれは無い。」」
白と裕也お兄ちゃん以心伝心かよ仲良しか…
「てかお久しぶりです7年振り？見掛けただけなら3年振りっスけど？」
「あぁ、あの時の子だったか。」
「子って年齢もう過ぎましたねぇ。」
『心は健全な高校生でしょ。』
「お前にだけは言われたくねぇよ？」
『ご飯抜くぞ？』
「スンマセンシタｯｯｯ！」
「白も緑も高校生のやり取りしてるわよ？」
なんて黄ちゃんの突っ込みにお互いに笑った。
ヒロさんや降やんはそんな私達のやり取りに仕方がない様な顔をしては増えた一人分の場所を確保してくれた。
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瑠衣(プロフ) - とても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年4月16日 21時) (
レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - ゆいさん» ゆい様コメントとご感想有難う御座います！めっちゃ私が間違えてますねｯｯｯ恥ずかしい…輸血に変更致します…ご指摘有難う御座います！更新もゆっくりですが頑張っていきたいです！ (2019年12月2日 23時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - すごく面白いです！あと少し気になったのが、採血ではなく、輸血では？間違ってたらすみません。更新期待してます！ (2019年12月2日 21時) (レス) id: 743e3d8638 (このIDを非表示/違反報告)
喜怒哀楽(プロフ) - ゆきなさん» ゆきな様コメントとご感想有難う御座います！妹さん何かと洞察力が優れているので何かと変化に敏感見たいです。最近寒暖差が酷いので…ゆきな様も体調にはご自愛くださいませ。 (2019年11月27日 11時) (レス) id: 65bce10cce (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 洞察力が鋭いっすね！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年11月27日 10時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2019年11月22日 12時
