【名探偵コナン】風見妹は先を見越す【警察学校組】

何時までも待てるけど… ページ16

「はぁ…冗談でも風見やヒロに使うなよ…」

『分かってます、あむぴ限定です。』

なんで俺限定なんだと降谷さん出てるよだから…

『んー…限界と限度は弁えてそうだから、かなぁ。』

何時かの話…研二さんや陣ちゃんや皆と卓を囲った時の話だ。

『研二さん、いや言いだしっペは陣ちゃんか…その2人が私は降谷(安室)さんに、似てるって言ってたんですよ。』

「どんな話の流れでそうなった…」

呆れないでよ降谷さん…てか演技何処行ったの？？？

「どうせ二人だけだしな。」

あぁ…はいはい疲れますよね確かに…

『飲み会かな…警察学校卒業して直ぐ、集まろうって話になって序に爆処先輩も誘おう！ってそんな感じで集まったの…』

高校の卒業パーティ擬きは…マンションが吹っ飛んだからそれ所じゃ無くなっちゃったし…

「…白木茂のマンションでする予定だったのか？」

『そ、お兄ちゃん帰ってこなくて2週間目に入るそんな日だったよ？…もしかしなくてもお兄ちゃん、23の時にはふ…(危ねぇ)安室さんの部下だったの？』

引き抜かれたのその時期だったし…なんて零せばそうだな…とか抜かしましたね。まじかよ降谷さん

「君の兄には助かっている。」

『それ、私にじゃなくて裕也お兄ちゃんに言ってくださいな？』

あ、これ言わないな…。雰囲気で分かるわ。

「ひとつ聞きたいことがあってな…」

改まって切り出す降谷さんに首を傾げた。

「どうしても、分からない事がある。」

あら、珍しい事もあるのね…

「スコッチ…ヒロや彼女が危ないと何故分かった？」

『は？』

「は？とは失礼だな…」

真逆の無意識だったのかあの態度…

『いや、すみません…降谷さ…あぁ、ややこしいなぁ…』

この際降谷呼びは見逃し…てはくれないのね知ってた！！！

『…安室さん、1週間前から兄と一緒でピリピリしすぎ…特にヒロさんはめっきり顔出さないし…木色ちゃんの話題は無くなるし…』

普通に気がつくわよ…

それから

『“バーボン”…』

ピリッとする隣の降谷さんに…小さくため息をついた。

『雰囲気“あむぴ”じゃなかったから…実家には私も居るって分かってただろうけど…バーボンだったよ？』

気を付けてね…？なんて苦く笑ってしまう…

“潜る”事の難しさを…別の意味で知っている私の唯一掛けられる言葉だった。

「…済まなかった。」

『別に気にしてませんよ…唯、本当に…あんまり無理はしないでください。』





帰ってこない事が、一番怖いのだから…

最前線の彼は頼らない→←最強の呪文が出来ました。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す