【募集企画】東方幻想記録物語 22巻

主役の一人、そして無茶振り 剣城 ページ8

宴会の会場に到着した剣城。

「着いたぞおおおおお！」

会場に入る剣城。
最初に出迎えてくれたのは、

「おっ！来たねー剣城くん！」
「えーっと確か…エインセルさん？」

実況席にいた大決闘祭の実行委員、エインセルであった。

「この度は準優勝及び努力賞おめでとう。」
「それほどでも…まあ優勝はできなかったがな…。」
「あれは相手が圧倒的すぎただけだから…。」

エインセルの呆れたような言葉にうんうんと頷く幽香。

「…でも、いずれはそれを越えてやるさ。」
「お、その意気だね。」

エインセルは腰に手を当てて言った。

「…ところで、その剣城くんに勝ったディアボロはまだかな？」
「…そういやまだ来てねえみたいだな…。」
「まあこの大会の優勝者なんだし、いてもらわないと困るんで、もしもの時は君にいってもらおうと思うよ。」
「まあそうだよな…えっ？」

…どうやら剣城は気づかぬうちにとんでもない無茶振りをされてしまったようだ。

多分この後宴会に向かう人達　メルト→←星空の元で語るのは　悪魔＆怨霊

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