【募集企画】東方幻想記録物語 22巻

非科学的物理論、幻想入りする 白夜無宵 ページ45

宴会の裏で異変の影が見え始めた頃、また一人、幻想入りした者が現れた。

「ふむ、何処だここは。全く知らん場所だ。」

非科学的物理論、参戦！

さて、非科学的物理論もとい白夜無宵は魔法の森をさ迷っていた。魔法の森に住居をもつ霧雨魔理沙やアリス・マーガトロイド等の家に近付くことすら無く、ほぼ同じ所をいったり来たりしている状態である。

「私って方向音痴なんだろうか…さっきっからずっと同じ所を周回している気がするぞ。」

これほどまでに面白そうな場所に来たのに森からも出られなければ意味がないな！！
めんどくさくなり歩くのをやめ、その場に立ち止まると待ち構えていたように私の後ろに殺気を持った何かの気配が飛び出した。

パッと振り向くとそれは羽の生えた子供、世間的に妖精と言われている者だった。

「ほう、妖精か……非科学的じゃないか面白い！」

私は妖精に向かい自身の武器、バトルアックスを構えた。

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誰か無宵に出会ってやってください…！

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